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モトリー・クルーは新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、家にいることを勧めるため“Home Sweet Home”の新たなリリック・ビデオを公開している。

新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを受けて、ミュージシャンの多くも外出規制について呼びかけており、コールドプレイのクリス・マーティンやU2のボノ、デス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバートは自宅からのライヴを配信している。

モトリー・クルーは“Home Sweet Home”の新たなリリック・ビデオをソーシャル・メディアで投稿して、次のように呼びかけている。「僕ら全員で頑張ろう。どうか自分の地域のガイドラインに従ってほしい。短い期間、社会から離れるのは、できるだけ早く解決するためなんだ。健康であってほしいし、ちゃんと手を洗ってもらって、素晴らしい我が家にいてくれ」

リリック・ビデオはこちらから。

モトリー・クルーはデフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツと共に7月から9月にかけて北米でスタジアム・ツアーを行う予定となっている。

「正直に言うと、『ファイナル・ツアー』をしていた時には誰1人として再結成することになるなんて思っていなかったと思う。あの時はさほど仲良くやれていなかったんだよ」とニッキー・シックスは再結成の経緯について語っている。「35年も一緒にやっていて、何年もツアーに出ていたわけだからね。自分たちのオフの時間を取れていなかったんだ。コンスタントにずっとツアーをしていたわけでね。それで、終わりを迎えた時にバンドを解散して、全員がそれぞれの道に進んだんだ」とニッキー・シックスはツアーの発表に際して行った記者会見で語っている。

彼は次のように続けている。「俺たちにはこの休息期間が本当に必要だったと思うし、『ザ・ダート』の脚本に取り掛かり始めて、撮影に入り始めたくらいからもう一度つるむようになったんだ。その時に気がついたのは、音楽の話は一切しなかったにせよ、自分たちがどれだけお互いのことを恋しく思っていたかということでね」

「それから、一緒にスタジオに入ることになったんだ。スタジオというのは、俺たちにとって何もかもが始まる場所なんだ。新曲をたくさん書いたりして、スタジオで楽しい時間を過ごすことができたよ。そのあとで、映画が公開されてっていうね。ファンはとても喜んでくれたし、俺たちは新しい世代も獲得することができた。話し合いが始まったのはその時くらいだね。本当に心からの思いだったよ。俺たちはお互いのことが恋しかったし、正直にいうと、一緒にバンドをやることも恋しかったんだ」

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