フー・ファイターズが11月13日のイーグルス・オブ・デス・メタルのライヴが銃撃されたパリ同時多発テロを受けて現在のヨーロッパ・ツアーの残りの日程をキャンセルすることを発表している。
フー・ファイターズのヨーロッパ・ツアーは11月16日のパリのアコーホテルズ・アリーナ公演など、あと4公演が残っていた。他の公演はリヨン、トリノ、バルセロナで開催が予定されていた。
フー・ファイターズはフェイスブックを通して声明を発表しており、次のように述べている。「パリのすべての人々への深い悲しみと心からの心配と共に、僕らは残りのツアーをキャンセルしなければならなくなりました。この愚かな暴力と、国境の閉鎖、世界の嘆きを考慮すると、今は続けることができません。他には何も言えません。今回のことは本当に狂っていて、最悪だよ。傷つき、愛する人々を失ったすべての人々にお悔やみ申し上げます」
一方、U2もパリの市民を守るために非常事態宣言が出されたのを受けてライヴを中止している。U2は11月14日にアコーホテルズ・アリーナで公演を行う予定だった。
11月13日の一連の襲撃で少なくとも127人が亡くなったと報じられており、最大の被害を出すことになったのは、イーグルス・オブ・デス・メタルがヨーロッパ・ツアーの一環としてパフォーマンスを行ったバタクランの会場だった。警察は会場のなかで87人が殺害されたとしており、襲撃後、犯人は射殺されている。
イーグルス・オブ・デス・メタルはメンバーは全員無事で、クルーの所在を確認しようとしているという声明を発表している。
フランスの国立競技場「スタッド・ド・フランス」でも襲撃が行われており、何回か爆発があったという。また11区のレストランでも少なくとも1人が発砲したことが明らかになっており、複数の被害者が出たという。
パリに友人を持つミュージシャンや過去にバタクランで公演を行ったミュージシャンなど、世界中のミュージシャンがテロへの恐怖とともに事件への反応を示している。テイラー・スウィフト、ファレル・ウィリアムス、ジャスティン・ビーバー、ジャレッド・レト、AC/DC、サム・スミス、スヌープ・ドッグ、ジャスティン・ティンバーレイクらがメッセージを寄せている。
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