ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズはツイッターで政治的なメッセージを公開している。
数ヶ月にわたってツイッターから離れていたアクセル・ローズだが、ドナルド・トランプ大統領と「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」の帽子をからかっていると見られる形で沈黙を破っている。
アクセル・ローズはスローガンが書かれた帽子を被っている人物の写真をツイートしている。
— Axl Rose (@axlrose) February 10, 2020
2018年にアクセル・ローズはドナルド・トランプ大統領が「抜け穴」を使って集会などの政治イベントで音楽をアーティストの許可なく使っているとして批判していた。
ドナルド・トランプ大統領を巡っては当時、中間選挙に向けたキャンペーンの中で自分たちの楽曲を無許可で使用しているとして、ファレル・ウィリアムスやスティーヴン・タイラー、プリンスの遺産管理団体らが法的な措置を取ろうとしていた。
アクセル・ローズはツイッターでドナルド・トランプが未許可で音楽を使用していることに言及して、バンドが彼に音楽を使用しないよう「正式に要請」したことを明かしている。
「念のため言っておくと……政治イベントで未承認のまま音楽を使用することについて反対している多くのアーティストたちと同様に、ガンズ・アンド・ローゼズもトランプの集会やトランプに関連したイベントで俺たちの音楽を使わないよう正式に要請したんだ」とアクセル・ローズはツイートしている。
「残念ながらドナルド・トランプの選挙活動は、こんな意気地のない政治目的のために意図されたわけじゃない会場の包括契約を使って、ソングライターの許可なく音楽をかけられる抜け道を利用しているんだ。『クソ野郎』って言っていいかな?」
ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズは、カニエ・ウェストがホワイト・ハウスでドナルド・トランプと面会したことについて、目立ちたがり屋だと批判している。
カニエ・ウェストは2018年10月にホワイト・ハウスの大統領執務室でトランプ大統領と対面している。会談にはカニエ・ウェストと大統領のほか、元ナショナル・フットボール・リーグ選手のジム・ブラウンも同席しており、都市の再活性化、新しい職業訓練などの問題について語り合うことを目的とした昼食会が行われている。それに対してアクセル・ローズは「なんて冗談だ。あんな目立ちたがりのナンセンスじゃ、シカゴでもどこでも、何にも解決できないだろうね」とツイートしている。
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