オジー・オズボーンはトニー・アイオミを「最高の」ギタリストと賛辞を寄せながらも、今なお「恐れを感じることがあり、それは彼も自覚している」と語っている。
オジー・オズボーンは妻のシャロン・オズボーンと共にリック・ルービンのポッドキャスト「ブロークン・レコード」に出演して、自身のキャリアについて語っている。
インタヴューの最後に向かうなかでオジー・オズボーンは、最後のツアーを経て終焉を告げたブラック・サバスの成功について振り返っており、バンドメイトに対する自身の見解を語っている。
「ギーザー・バトラーは本当に素晴らしい作詞家なんだ。(ベーシストとしても)誰も彼に敵わないよ」とオジー・オズボーンは語っている。「ビルも全盛期は素晴らしいドラマーだった。トニーはずっと最高であり続けているね。誰も彼には敵わないよ」
「本当に今日まで、彼がどうやってギターを演奏するのか理解できないんだ。彼は指先がないわけでね。プラスチックの指を使って演奏しているんだからさ」
トニー・アイオミについてオジー・オズボーンは2011年にブラック・サバスが再結成した直後に、悪性リンパ腫の初期ステージとどう向き合ったかについても賛辞を寄せている。
「要は、男だよね」とオジー・オズボーンはトニー・アイオミについて語っている。「彼はガンと診断された時、それと向き合ったんだ。それが彼なんだよ。俺だったら泣いているね。彼の場合は『どんなことだってやるべきことはやる』って感じでね。そういう人なんだよ。ずっとそういう人だった。すごく落ち着いているんだ」
「彼がこのバンドなんだ」とオジー・オズボーンは続けている。「僕らは全員バンドに参加しているけど、俺たち全員の中で最も代えがきかない存在なんだ」
オジー・オズボーンはトニー・アイオミのことを今も「恐れを感じる」と明かしている。
「『なぜステージの脇で歌っているのか?』と訊かれたら、それが分からないんだ。分からないんだよ」と彼は語っている。「思うに、恐れだよね。というのもトニーは部屋に入ってきたら恐れを感じる数少ない人物の1人なんだ」
「彼には恐れを感じることがあり、それは彼も自覚しているよ」
先週、オジー・オズボーンは動物愛護団体のPETAによる猫の爪の除去手術に反対するキャンペーンのポスターに起用されている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.