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コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンはバンドとしてすべての目標を達成することができたとして、今は自分たちのことを「公共事業」のように感じていると語っている。

通算8作目となるスタジオ・アルバム『エヴリデイ・ライフ』を昨年11月にリリースしているコールドプレイは2016年にグラストンベリー・フェスティバルで最多となる4度目のヘッドライナーを務めているほか、同年には名誉あるスーパーボウルのハーフタイム・ショウでもパフォーマンスを行っている。

『Q』誌によるインタヴューの中でクリス・マーティンは前回のツアーを終えた後で「『オーケー、あの場所にも行ったし、もう経歴もできた。これからはどうすればいいだろう?』という感じだったんだ」と語っている。

彼は続けて「キャリアにおける目標としては何も残っていない」とした上で、「僕らの仕事は、受け取った楽曲を翻訳して、世に出し、求める人の役に立つことなんだ」ことだと語っている。

「僕らは公共事業のようなものなんだよ。テレビ局みたいなさ。もしくは、水道のようなね」と彼は続けている。

先日、コールドプレイは当面の間は最後になるかもしれない貴重な公演を今月ロサンゼルスで行うことが発表されている。

コールドプレイは昨年、ヨルダンでのライヴと共に最新作『エヴリデイ・ライフ』をリリースした後でロンドン自然史博物館でも特別な公演を行っている。コールドプレイは環境面での理由からツアーの今後について考える予定だと公言しており、クリス・マーティンは同作を引っ下げた公演として「何公演」かだけやるつもりだと語っている。

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