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ニルヴァーナは現地時間1月4日に現存するメンバーが共演する公演をロサンゼルスで行っており、デイヴ・グロールの娘であるヴァイオレット・グロールやセイント・ヴィンセント、ベックとも共演している。

クリス・ノヴォゼリックとパット・スメア、デイヴ・グロールの3人は非営利団体「ジ・アート・オブ・イリジアム」が主催する年1回のガーラ「ヘヴン」に出演することが直前に発表されていた。このイベントにはマリリン・マンソンやL7、チープ・トリックらも出演している。

3人はこの日、ベックやセイント・ヴィンセント、ヴァイオレット・グロールをヴォーカルに迎えて“Lithium”や“In Bloom”、“Been a Son”、“Heart-Shaped Box”、1994年リリースの『MTV・アンプラグド・イン・ニューヨーク』でもカヴァーしていたデヴィッド・ボウイの1970年の楽曲“The Man Who Sold the World”の5曲を演奏している。

観客らによって投稿されているこの日の写真や映像はこちらから。

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“most of nirvana” feat st vincent and beck !!!

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この日のセットリストは以下の通り。

‘Lithium’ (with St. Vincent on vocals and Beck on guitar)
‘In Bloom’ (with Beck on vocals and St. Vincent on guitar)
‘Been a Son’ (with Beck on vocals and St. Vincent on guitar)
‘Heart-Shaped Box’ (with Violet Grohl on vocals and Beck and St. Vincent on guitar)
‘The Man Who Sold the World’ (David Bowie cover with Beck on vocals and St. Vincent on guitar)

クリス・ノヴォゼリックとデイヴ・グロール、パット・スメアの3人が最後に共演したのは2018年にフー・ファイターズが主宰するフェスティバル「カルジャム」でのパフォーマンスとなっていた。パット・スメアは1993年からカート・コバーンが亡くなる1994年までツアー・メンバーとしてニルヴァーナで演奏しており、2010年からはフー・ファイターズに加入している。

3人の再結成は2012年12月12日にポール・マッカートニーがマディソン・スクウェア・ガーデンで開催したハリケーン「サンディ」の被災地のための救済コンサートで初めて実現しており、彼らはこの日、ポール・マッカートニーと共演して新曲“Cut Me Some Slack”をパフォーマンスしている。

3人は2013年にもポール・マッカートニーのシアトル公演で共演を果たしており、アンコールに参加して共演している。

クリス・ノヴォゼリックとデイヴ・グロール、パット・スメアの3人は2014年にニルヴァーナがロックの殿堂入りを果たした際にも式典で共演しており、バンドはロードやジョーン・ジェット、セイント・ヴィンセント、ソニック・ユースのキム・ゴードンらをゲスト・ヴォーカルに迎えて4曲を演奏したほか、ブルックリンのセイント・ヴァイタス・バーで行われたアフター・パーティーでは、さらにダイナソーJr.のJ・マスシスとジョン・マッコーリーが加わってパフォーマンスを行っている。

デイヴ・グロールは昨年、『NME』が主催したイベント「クラブNME」にサプライズで出演して、ドラマーとして参加したリック・アストリーと共演している。

先日、ニルヴァーナは“Smells Like Teen Spirit”のYouTubeでの再生回数が10億回を突破している。

一方、フー・ファイターズは先日、来たる新作のレコーディング・セッションで収録されたものと見られる音源の一部をソーシャル・メディアで公開している。

フー・ファイターズによる投稿はこちらから。

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