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ジョニー・デップの代理人は関与が噂されていた来たるマイケル・ジャクソンについてのミュージカル作品に彼も彼の制作会社としても携わっていないと述べている。

ジョニー・デップは先日、マイケル・ジャクソンの人生を彼の手袋の視点から追ったミュージカル作品のプロデュースを手掛けることが報じられていた。

ミュージカルはジュリアン・ニッツバーグが書いた脚本『フォー・ザ・ラヴ・オブ・グローヴ:アン・アンオーソライズド・ミュージカル・フェイブル・アバウト・ザ・ライフ・オブ・マイケル・ジャクソン、アズ・トールド・バイ・ヒズ・グローヴ(原題)』をベースにしたもので、来年1月にロサンゼルスで上演されることが決定している。

本作は煌びやかな手袋の姿をしたエイリアンの集団がマイケル・ジャクソンの故郷であるインディアナ州ゲイリーに不時着したことを機に起こっていく出来事を追ったものになるという。「(手袋たちは)人間の血を飲み、彼らの中に自分たちの一部を入れることで、その人に魔法のような音楽の才能を与えられるということに気づくのです」とジュリアン・ニッツバーグは「ハリウッド・レポーター」に対して説明している。「しかし、それはヴァージンの少年の血に限られるのです」

物語はその後、手袋の1つがマイケル・ジャクソンに寄生した後で、最終的に5つ抱えることになった手袋のすべてに自分の血を与えることはできないことに気がついた彼がその手袋すべてを家に連れて帰るというものになるという。

このミュージカルについては当初、ジョニー・デップの制作会社であるインフィニタム・ニヒルが関与していると報じられていたものの、今回、実際には彼の会社は関与していないことが明らかになっている。

「当初の記事では『フォー・ザ・ラヴ・オブ・グローヴ』のプロデューサーとしてジョニー・デップのインフィニタム・ニヒルの名前を記載しておりました」と「ハリウッド・レポーター」は当初の記事に追記している。「現在クレジットに関して御意見が寄せられており、ジョニー・デップの代理人は彼も彼の制作会社もプロデュースを手がけておらず、いかなる形でも関与していないと述べています」

報道を受けて、マイケル・ジャクソンの甥であるタージ・ジャクソンは事実確認をすることなくニュースを報じたメディアをツイッターで批判している。

先日、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーであるグラハム・キングはマイケル・ジャクソンの生涯を映画化する権利を獲得したことが報じられている。

映画情報サイト「デッドライン」によれば、情報筋はグラハム・キングがマイケル・ジャクソンの遺産管理団体から映画化に関する承諾を得たと語っているとしている。

自身のプロダクション・カンパニー、GKフィルムズを運営するグラハム・キングは3度アカデミー賞にノミネートされているジョン・ローガンに脚本を執筆するように依頼したという。「デッドライン」のマイク・フレミング・ジュニアは、映画について「マイケル・ジャクソンの人生を美化することを目的としたものではない」と述べている。

この伝記映画はジャクソン5での少年時代から2009年6月の死までマイケル・ジャクソンの生涯全体を扱うものとされている。映画は少年への性的虐待に対するマイケル・ジャクソンの反論にも言及したものになるとされている。マイケル・ジャクソンをめぐっては今年もHBOが放送されたドキュメンタリー『ネバーランドにさよならを』で性的虐待への主張が起きている。

脚本を手掛けているジョン・ローガンは2004年公開の『アビエイター』、2011年公開の『ヒューゴの不思議な発明』、2000年校の『グラディエーター』でアカデミー賞にノミネートされており、スタジオを決める前に脚本を完成させる予定だという。

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