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コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンは寄宿学校の学生時代に「自分のセクシャリティを発見」している頃は「同性愛のことをすごく嫌っていた」と明かしている。

2014年に「意識的なカップル解消」をするまで7年間にわたって女優のグウィネス・パルトロウと婚姻関係にあり、現在はダコタ・ジョンソンと交際しているクリス・マーティンは米『ローリング・ストーン』誌によるインタヴューに応じて、学生時代に自分がゲイかもしれないと考えたことで「ひどく悩まされた」体験について語っている。

「寄宿学校に通っていた頃の僕は、ちょっとおかしな歩き方をして、飛び跳ねてたりもしていたからね。それから同性愛のことをすごく嫌っていた。『もし僕がゲイだったら、間違いなくずっとやられることになる』という感じでね。当時は自分のセクシャリティを発見している頃で、子供だったんだ」とクリス・マーティンは語っている。

「『もしかしたら自分はゲイかもしれない。自分はこうかもしれない、ああかもしれない。そんなの無理だ』って怖くなっていた。おかしな歩き方だったし、もう自分自身のあるコワモテの奴らもいる寄宿学校だったからね。数年間、何度も『お前は絶対ゲイだ』と強い調子で言われてね。かなり攻撃的に言われたよ。僕としてはその数年間は変な感じだったよね」

周囲から冷やかされたことで当時は考え方が混乱していたとクリス・マーティンは振り返っている。「分からなかったんだけど、『もうそうだとしたら、そんなのは無理だ。間違ってる』なんて思ってた。『そんなのは違う』ってね」

10代中盤から音楽に関心が向くことになって、クリス・マーティンは「世間を知った」ことで偏見がなくなり、自分についてはゲイではないことに気づいたという。

「15歳の半ば頃、何がどうなったのかは分からないんだけど、『それがどうした?』と思うようになってね。一夜のうちに終わったんだ」と彼は語っている。「すごく興味深いことだったよ。少し世間を知ったことで、『僕のヒーローの多くがゲイじゃないか』なんて思ったりしてね。彼らがどうであれ、関係ないわけだからね」

クリス・マーティンはグウィネス・パルトロウとの間にアップルとモーゼズの2人の子供をもうけており、ダコタ・ジョンソンとは2017年から交際関係にある。

先日、コールドプレイはニュー・アルバム『エヴリデイ・ライフ』でロビー・ウィリアムスをしのいで最新の全英アルバム・チャートで1位を獲得している。

また、コールドプレイは環境面での理由からツアーの今後について考える時間をとる前に「いくつかの公演」をやりたいと語っている。ヨルダンでのライヴと共に最新作『エヴリデイ・ライフ』をリリースして、その後ロンドン自然史博物館でも公演を行ったコールドプレイだが、シンガーのクリス・マーティンは従来の方法でアルバムのツアーは行わないと『NME』に語っていた。

一方、来年のグラストンベリー・フェスティバルへの出演が噂されていたコールドプレイだが、クリス・マーティンは先日、今年のグラストンベリー・フェスティバルに出演した後で寄せられた自身の見た目についての「意地悪なコメント」に傷ついたとして、来年の同フェスティバルに出演しないことを改めて認めている。

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