コールドプレイは環境面での理由からツアーの今後について考える時間をとる前に「いくつかの公演」をやりたいと語っている。
ヨルダンでのライヴと共に最新作『エヴリデイ・ライフ』をリリースしたコールドプレイだが、シンガーのクリス・マーティンは従来の方法でアルバムのツアーは行わないと『NME』に語っている。
「またツアーをやれるように全力を尽くすつもりだけど、今回の考えについてはまさしく本気なんだよ」と彼は語っている。「僕は環境の持続性の問題についてはずっと声高に言ってきていて、同時にそのことで批判も受けてきたんだ。だから、他のアーティストもこの話に同調し始めてくれているのは嬉しいんだけどさ。でも、聞いてほしいのは、本当に激しい非難を浴びるようなことを僕らはやろうとしているということでね。でも良いんだよ、僕は平気なんだ」
彼は次のように続けている。「自分はかなり厚かましいやつで、それに、叩かれ役になることでさえも、誰かの役に立てるというのが分かっているからね。だから、大丈夫なんだ」
今回、「ラジオX」に対してコールドプレイは既に「決まっているプラン」があるとのことで、ツアーから離れる前にアメリカでいくつかの公演を行う予定であることを明かしている。
「3つか4つ公演をやったところで、いい感じに思い始めたところだけど、また止めることになるわけだからね」とクリス・マーティンは語っている。
彼は次のように続けている。「もうちゃんと決まっているプランもあって、アメリカで何公演かやることになると思う……ロサンゼルスでね。そうなるはずだよ」
先日、クリス・マーティンはダブル・アルバムとなる新作『エヴリデイ・ライフ』には環境について自身が考えているところが反映されていると語っている。
「世界中を旅する有り難い機会があると、僕らはみんな同じなんだということが分かるわけでね。このアルバムは穏やかなイギリス人らしい語り口で、地球上の人間を違うとは思わないということを言っているんだ」
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