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モリッシーは通算13作目となるソロ・アルバム『アイ・アム・ノット・ア・ドッグ・オン・ア・チェイン』を来年3月にリリースすると報じられている。

「モリッシー・セントラル」によれば、アルバムは2020年3月にBMGレコーズからリリースされる。アルバムはフランスのサン=レミでレコーディングされ、モリッシーの長年のプロデューサーであるジョー・チッカレリが参加しているという。

アルバムについてモリッシーは「僕の最も最高の形が出ているんだ……出来過ぎなくらいでね……現実がゆえに、こんなに素晴らしいものになるとはね」と述べている。

BMGから正式にリリースの発表はないものの、アルバムからのファースト・シングルは“Bobby, Don’t You Know”になるとしている。

アルバムのトラックリストは以下の通り。

Jim Jim Falls
Love Is On Its Way Out
Bobby, Don’t You Think They Know?
I Am Not A Dog On A Chain
What Kind Of People Live In These Houses?
Knockabout World
Darling, I Hug A Pillow
Once I Saw The River Clean
The Truth About Ruth
The Secret Of Music
My Hurling Days Are Done

モリッシーのオリジナル・アルバムとしては2017年発表の『ロウ・イン・ハイ・スクール』以来で、今年発表のカヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』に続く作品となる。『カリフォルニア・サン』にはグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングやグリズリー・ベアのエド・ドロストが参加していた。

先日、モリッシーはデヴィッド・ボウイやルー・リード、パティ・スミス、イギー・ポップといったアーティストのアルバムに自身のサインを書いて販売していたことが話題になっている。

モリッシーはロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行った公演で『ガーディアン』紙に向けた「ファック・ザ・ガーディアン」と書かれた黒のタンクトップをサイン入りのアルバムと共に会場のマーチャンダイズ売り場で販売していた。

モリッシーは自身のカヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』のレヴューをめぐって『ガーディアン』紙と論争を繰り広げており、同紙は「目立ちたがりの精神で歌われたぎこちないカヴァー」だとした上で、彼がフォー・ブリテンへの支持を表明していることを批判している。モリッシーは自身に向けられている人種差別主義者という批判に反論していた。

また、モリッシーは先日オレゴン州ポートランドで行った公演で自身に抗議していたために会場から追い出すこととなった2人の観客についてイギリスのメディアによって「仕込まれた」と主張している。

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