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ジョージ・マイケルの姉であるメラニー・パナイオトゥーは自身の兄についての彼は自分のセクシャリティを「決まりが悪い」と思っていたとするエルトン・ジョンの発言に反論している。

先日、エルトン・ジョンはアメリカのテレビ番組「ザ・トーク」に出演して、2016年のクリスマスに亡くなったジョージ・マイケルについて彼は自分がゲイであることを本当の意味で受け入れたことはなかったとして、「彼はここにいたくなかったんだ」と語っている。

しかし、ジョージ・マイケルの姉であるメラニー・パナイオトゥーはエルトン・ジョンの発言について全面的に間違っていると語っている。

メラニー・パナイオトゥーは英『ビッグ・イシュー』誌に対して、ジョージ・マイケルについて「最近記事になっていたこととは真逆の、ゲイであることを誇りに思っていた弟」だったと述べている。

生前、ジョージ・マイケルは自身のセクシャリティについて次のように語っていた。「僕はゲイであることに道徳的な問題を抱えたことは一度もなかった。過去には何度か女性と恋に落ちたと思ったこともあったんだ。それから男性と恋に落ちて、それまで恋と思っていたことがそうではなかったということを知ったんだよ」

エルトン・ジョンは「ザ・トーク」でドラッグに対するお互いの姿勢について次のように語っていた。「ジョージは受け入れられなかったんだよ。少しだけ生き方を変えて、別の方法を試してみればもっと幸せになれるんじゃないかって僕がヒントを示したことに彼は腹を立てていたんだ」

「そうなるべきだったんだよ。最終的には僕もそうだった。僕は心から望んだんだ。死ぬか生きるかという2つの選択肢があって、僕は生きることを望んだんだ。自分でそう望むかが違いを生み出すんだよ。かわいそうなジョージは、それを望まなかったんだ」

その上でジョージ・マイケルのセクシャリティについて次のような自身の見解を語っている。「彼がそうじゃないと言ったとしても、彼には実はゲイであることも決まりが悪いところがあったんだよ」

一方、ジョージ・マイケルは先週、死後初のシングルとなる“This Is How (We Want You To Get High)”の音源が公開されている。

同曲は12月6日に日本公開されるワム! の名曲“Last Christmas”をインスピレーションとした映画『ラスト・クリスマス』のサウンドトラックに収録されている。

※公開後、記事を加筆・修正しました。

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