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ザ・リバティーンズのピート・ドハーティはパリでコカインを購入した容疑で逮捕されている。

地元の報道によれば、現在40歳のピート・ドハーティは現地時間11月8日の未明に警察官による取り調べを受け、薬物を所持しているところが発見されたという。

ピート・ドハーティはパリのピガール地区にあるフォンテーヌ通りとド・ドゥエ通りが交わる曲がり角で警察官の取り調べを受けたとされている。

フランスの週刊誌『ル・ポワン』によれば、ピート・ドハーティは通りで薬物を受け取っているところを警察官に発見されて逮捕されたという。

警察関係者はピート・ドハーティがコカインを2グラム所持し、逮捕時には薬物やアルコールの影響下にある状態だったと発表している。

パリ検察のスポークスマンはピート・ドハーティが「勾留されている」ことを認めており、彼には薬物に関連した容疑がかけられているという。

ピート・ドハーティの代理人は現時点でコメントを発表していない。

これまでも薬物をめぐって多くの法的問題を抱えてきたピート・ドハーティは先月、スピード違反で捕まって半年間の免許停止の処分も受けている。

ピート・ドハーティはスピードを超過して運転していた映像が同じ防犯カメラに4度記録され、フォークストーン治安判事裁判所によって半年間の免許停止処分と9200ポンド(約121万円)の罰金が命じられている。

ピート・ドハーティはザ・リバティーンズとして今月よりヨーロッパ・ツアーを行うことが決定している。ザ・リバティーンズは現地時間11月17日にルクセンブルクのデン・アトリエで行う公演を皮切りに、ヨーロッパで一連の公演を行う予定となっている。

ピート・ドハーティは今年5月にピーター・ドハーティ&ザ・プータ・マドレスとしてセルフ・タイトルを冠したデビュー・アルバムをリリースしている。

ピート・ドハーティは同作のリリースに際して『NME』のインタヴューに応じており、人生や死、収監、タブロイド紙で報じられている自身の素行について言及しながら、今は新しい人間になったような気がしていると語っている。

「実際、俺は年齢に関して大きな問題を抱えているんだ」とピート・ドハーティは語っている。「自分では(歳を取ったと)感じたことがないから、絶対にそれを認めたくなかったんだよ。とはいえ、他の人たちからそう言われるのが耳に入ってくるわけでさ。『参ったな。マジで死にたくないな』っていうことを思うんだ

「(自分が死ぬということを)嗅ぎ分けられたら、自分でも納得できるようになって、何もかも楽になるんじゃないかって思っている部分もあるんだけどね」

ピート・ドハーティは2017年にマーゲイトに移住しており、先日、ザ・リバティーンズは来年ホテルとしてのオープンも予定されているバー兼スタジオ「ジ・アルビオン・ルームス」をマーゲイトにオープンさせている。

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