ザ・ブラック・クロウズは1990年発表のデビュー・アルバム『シェイク・ユア・マネー・メイカー』の30周年を記念して再結成する予定だという。
先日、ブラック・クロウズはウィスコンシン州やニュージャージー州でバンドのロゴが描かれた広告が発見され、解散から4年ぶりに再結成を果たす可能性が示唆されていた。
今回、「ジャムバンズ」の報道によれば、来年スタートする再結成ツアーのポスターがニューヨークのデジタル・サイネージに掲出され始めたとのことで、それによれば、ニュージャージー州のPNCバンク・アーツ・センターで7月17日に、ニューヨーク州のジョーンズ・ビーチ・シアターで7月18日に公演が行われるという。
どちらの公演もライヴの前半では『シェイク・ユア・マネー・メイカー』が全編演奏され、後半はヒット曲によるスタージになるとされている。
再結成公演はザ・ブラック・クロウズにとって6年ぶりに一緒に演奏する機会となる。
クリスとリッチのロビンソン兄弟率いるザ・ブラック・クロウズは兄弟間の確執が原因で2015年に解散している。
ザ・ブラック・クロウズの解散に際して発表した声明の中で、ギタリストのリッチ・ロビンソンは当時、クリス・ロビンソンから「バンドに関して平等の分け前を受け取ることを放棄するように求められ、28年間連れ添ったオリジナル・パートナーであるドラマーのスティーヴ・ゴーマンに対しては100%の分け前を放棄し、給料制の従業員になるよう求めた」ことに我慢がならなかったと述べている。
その後、ヴォーカリストのクリス・ロビンソンはリッチ・ロビンソンの主張に反論して、バンドが解散するに至った経緯は「リッチが公に主張していること以上に入り組んでいる」と述べている。
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