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オジー・オズボーンは妻であるシャロン・オズボーンによって2020年1月にニュー・アルバムをリリースすることが明かされている。

シャロン・オズボーンはジェス・ケーグルとジュリア・カニンガムが司会を務める衛星ラジオ局「シリウスXM」の番組に出演して、オジー・オズボーンの現在の健康状態について語っている。「彼は今年、とてもひどい事故に遭ってしまったけど、回復に近づいてきているわ」と彼女は語っている。「ちょうどアルバムを完成させたところで、アルバムは1月にリリースされるわ」

オジー・オズボーンは今年1月、気管支炎からの回復期間中にロサンゼルスの自宅で転倒して怪我を負っている。彼はこの怪我が原因で首の手術を受けており、その後で「これまでの人生で経験したどんなものも上回るような苦しみ」を経験したと語っている。

先日、オジー・オズボーンは回復期間中に新曲をレコーディングしていたことを明かしていた。オジー・オズボーンは今年8月、回復期間中に9曲をレコーディングしたことを明かして、それらの楽曲を『リキュペレイション(療養)』というアルバムとしてリリースしたいと冗談を飛ばしている。オジー・オズボーンが最後にリリースしたアルバムは2010年発表の『スクリーム』となっている。オジー・オズボーンは2013年にリリースされたブラック・サバスのアルバム『13』にも参加しており、同作はバンドにとって、彼のヴォーカルが収録されたアルバムとしては1978年発表の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来の作品となっている。

「シリウスXM」の番組の中で、シャロン・オズボーンはオジー・オズボーンについて、ポスト・マローンの最新作『ハリウッズ・ブリーディング』に収録された“Take What You Want”で彼やトラヴィス・スコットと共演できたことを喜んでいるとも語っている。

「彼はポストやトラヴィス・スコットとのデュエットをとても喜んでいるわ」とシャロン・オズボーンは語っている。「とても調子もいいものね。トップ40のラジオでも流れているし、毎週順位を上げているわ。とても調子がいいの」“Take What You Want”は現地時間9月21日付けの全米シングル・チャートで最高位となる8位を獲得している。

オジー・オズボーンは以前、ポスト・マローンとの仕事のおかげで「仕事に身が入る」ようになったとして次のように語っている。

「今回のコラボレーションの話が来るまで(ポスト・マローンの)曲は聴いたことなかったけど、この曲(“Take What You Want”)で歌って欲しい、と頼まれてやってみたんだ。で、それから(ポスト・マローンのプロデューサーである)アンドリュー・ワイアットとアルバムをレコーディングしようということになって9曲作ったんだ。だから、今回のコラボレーションがある意味きっかけとなったんだ」と彼は語っている。

オジー・オズボーンは一連の健康問題のために予定されていたフェアウェル・ツアーの一部の日程を延期することを余儀なくされている。今年4月に2019年に予定されていたツアーの全日程を延期することを発表していたオジー・オズボーンだが、彼は先日、2020年に振り替えられたUKでの公演を含むヨーロッパ・ツアーを再度延期することを発表している。一方で、2020年5月からスタートする北米ツアーについては予定通り実施する予定だと語っている。

シャロン・オズボーンは「シリウスXM」に対して、オジー・オズボーンは予定されていたツアーについては完遂するものの、「それ以上ツアーを行うことはない」として次のように語っている。「完全に引退するというわけではないんだけどね」と彼女は語り、ラスベガスで定期公演を行う可能性はあるとして次のように語っている。「それについては間違いなく話し合っているわ」

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