プリティ・ヴィシャスは解散することを発表している。
ウェールズ出身のプリティ・ヴィシャスは今年7月に『ビューティ・オブ・ユース』をリリースしたばかりだったが、彼らは現地時間10月23日、今年の12月をもってプリティ・ヴィシャスとしての幕を下ろすことが発表されている。
「重い心境と共に僕らはバンドとして、この5年間乗り続けてきた感情のジェットコースターにこれ以上は乗ることができないと決めたんだ」と声明は始められている。「アルバムを完成させた後で行ったイベントが、自分たちの誇りに思っているアルバムをプロモーションするためのものではなくなってしまったんだ」
「あらゆる浮き沈みや試練、困難に対してバンドとして乗り越えなければいけない基本的な事柄というのがあるけど、僕らにはそれができなかった。その結果として、バンド内の関係性は修復ができないほどに壊れてしまったんだよ」
プリティ・ヴィシャスによる声明の全文はこちらから。
https://www.facebook.com/Prettyviciousuk/posts/2445433009003691
プリティ・ヴィシャスのフロントマンであるブラッド・グリフィスは今年5月、「個人的な健康上の問題」のためにライヴ活動から離れることを発表しており、彼の離脱についてバンドは「僕たち全員にとって本当に難しい状況」だったと述べている。
解散を発表した声明の中で、残りのメンバーはバンドとして「プリティ・ヴィシャスに伴う重荷を下ろした状態で全員が前に進むべきだという結論に至った」として、2020年に新たなシンガーを迎えて新たなバンドを結成するつもりであるとし、「いくつかの新曲も準備」できていると述べている。
「これまで応援してくれたファンのみんなに感謝しているよ。2020年に新たなプロジェクトで僕たち3人と会おう!」
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