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TOTOのギタリストであるスティーブ・ルカサーは現地時間10月20日に行われたフィラデルフィア公演で40周年ツアーを終えて、バンドの今後について語っている。

スティーヴ・ルカサーは『ザ・モーニング・コール』のインタヴューに答え、「将来的にどうなるかはわからないよ。でも、近い将来でいうと、今回がフィラデルフィアで行う最後のライヴになるよ」と語っている。「TOTOの現状でのラインナップは最後だろうね」

TOTOがメンバーを変えて復活する可能性についてスティーヴ・ルカサーは次のように語っている。「わからないね。未来は予知できないからさ。今回の構成が10月20日で終わるということは言えるよ……すべての活動から一旦離れるんだ。本当にボロボロになったし、休んで現状を確認したいんだ。つまり、音楽はまだ続けるということ。音楽活動をやめるということではなくてね。そんなことを言うのは馬鹿げているし、嘘になるからね。キャリアを通じて、俺は好きなものを、好きな人とプレイしてこられたし、みんなもそうだった。でも、それがなんなのかはまだわかっていないんだ」

彼は次のように続けている。「本当に長い間、俺たちはたくさん働いたよね、バンドのために10年間ツアーを続けてきてね、今までで一番長くツアーをした。今までよりももっと良いライヴをした。皮肉にもね……バンドとしては、よくやってきたんだよ。ステージに上がれば、子供に戻ったみたいになるんだ、そして持てるすべてを出すだけさ。内側に若さを保っているんだ。最高の気分だよね。40歳のときよりも今の方が気分がいいんだぜ、そうだろ?肉体的にも演奏面でも、バンドが成熟していくんだ。一緒に演奏しているのさ。楽しいよ。素晴らしい時間を過ごしているよ。2時間とちょっとステージをやるっていうのがまさに俺たちがやるべきことでね。大きなお返しってわけさ。その分のお金はもらってないよ。1日のうち他の20時間、ホテルの部屋っていう素敵な小さい刑務所にいるわけで、その分のお金をもらっているのさ。人生の途中なんだ。外に出たり色々見て回って、それはもうやってきたってわけだよ、だろ?」

先日、スティーヴ・ルカサーは友人であるエディ・ヴァン・ヘイレンの健康問題について言及している。

ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンの長年の友人として知られるスティーヴ・ルカサーは、エディ・ヴァン・ヘイレンの健康状態について飛び交う噂について今回口を開いている。

ポッドキャスト番組「エディ・トランク・ポッドキャスト」に出演したスティーヴ・ルカサーは、ヴァン・ヘイレンの近況について尋ねられ、次のように語っている。「エドもアレックス(・ヴァン・ヘイレン)も大好きさ。40年来の友人だからね。マイク(・アンソニー)とも今なお友人だしね。彼らみんなのことが大好きだよ。俺はスイスみたいな立場なんだ。渦中にいるわけじゃないからね」

「目を見て話すから、聞いてほしいんだけどさ。俺はエドと連絡を取り合ってる。いつもショートメールのやり取りをしてるんだ。多くは語れないけどさ。あまり言いたくはないからね」

「みんなヴァン・ヘイレンの復帰を望んでるけど、俺が一番望んでるよ。いまだに彼らこそが最高のロックンロール・バンドの1組だって考えてるからね」と彼は続けている。「エディは世界を変えた人なんだ」

「彼とアレックスは落ち着いて、リラックスしながら次に起こることを待ってるんだよ。活動を休止しているところなんだと思うよ。かかずりあってる健康上の問題なんかもあるからね。今じゃ俺たちも歳をとったわけで、ツアーに出るとなると、1人の人間として特別な努力が必要になったりするんだ」

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