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ヴァンパイア・ウィークエンドのドラマーであるクリストファー・トムソンとベーシストのクリス・バイオは「ザ・ロード・テイクン」と名付けられたポッドキャストを来月スタートさせることが発表されている。

米『ビルボード』誌によれば、「ザ・ロード・テイクン」は全10回のエピソードで構成されるという。初回となるエピソードは現地時間10月2日にカルチャー・サイト「ザ・リンガー」による「リンガー・ポッドキャスト・ネットワーク」で放送される。

「ザ・ロード・テイクン」はゲストとして出演するミュージシャンとのツアーについてのトークが中心となるといい、現時点でザ・ブラック・キーズのパトリック・カーニーやザ・ストロークスのアルバート・ハモンド・ジュニア、ミシェル・ブランチ、マムフォード&サンズのウィンストン・マーシャル、モブ・ディープのハヴォック、ローラ・マーリング、カンのマルコム・ムーニーらがゲストとして出演することが明らかになっている。

「クリストファー・トムソンからツアーについてのポッドキャストをやるというアイディアを聞いた時に、ひそかに思ったのは『ちょっと待てよ。ツアーは退屈じゃないか!』ということだったんだけどね」とクリス・バイオは米『ビルボード』誌に語っている。「僕は自分が参加しているツアーというものをほとんど理解していなかったんだよ。ツアーというものがいかに芸術的な側面と商業的な側面を兼ね備えていて、そうした議論がいかにジャンルや時代を超えてなされてきたかということだったり、それがいかにアーティストたちが作る音楽を変化させ、時に過酷なことにも、やり甲斐のあることにもなり得るのかということをね」

クリストファー・トムソンは次のように述べている。「このポッドキャストは……僕にとってのトロイの木馬のようなものでね。僕がずっとしたいと思っていたツアーについての会話をしたり、それを聞いたりすることを可能にしたいんだ。それも、僕が尊敬してやまない多くの人たちと一緒にね」

クリストファー・トムソンはツイッターで次のように続けている。「正直、僕はこれらの会話のおかげで自分自身とツアーの関係性をより理解できるようになったと思っているし、そのことがすべての人たちにも当てはまってくれると思っているよ!」

「ザ・ロード・テイクン」からは、ヴァンパイア・ウィークエンドの2人のメンバーによる会話と、パトリック・カーニー、アルバート・ハモンド・ジュニア、ローラ・マーリング、マルコム・ムーニーらの発言が使用された2分強のトレイラー音源が公開されている。

トレイラー音源はこちらから。

https://podcasts.apple.com/us/podcast/the-road-taken-with-ct-and-baio/id1467826116

クリストファー・トムソンとクリス・バイオはツアーについての質問をファンからもメールで募集しており、今後のエピソードでそれらの質問に回答するものと見られている。

ヴァンパイア・ウィークエンドは現在、最新作『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』を引っ下げた北米ツアーを行っている。ヴァンパイア・ウィークエンドは今年11月からUKを含むヨーロッパ・ツアーとオーストラリア・ツアーを行った後で、2020年5月から再び北米ツアーに乗り出す予定になっている。

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