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コールドプレイのクリス・マーティンは音楽業界で働く自営業者のために法律を改善するようイギリス政府にはたらきかける運動を支持する姿勢を示している。

現在15歳のアップルと13歳のモーゼズの二人の子供を持つ父親であるクリス・マーティンは今回、ロビー団体の「UKミュージック」による、自営業者に対する育児休暇の待遇などの改善をイギリス政府に求める運動を支持している。

現在のイギリスの法律では、自営業者の男性の育児休暇の取得や休暇中の手当の支給が認められていないほか、自営業者の女性が育児休暇中に受け取れる行政による手当の金額も少額となっている。「UKミュージック」によれば、イギリスの音楽業界で働く人々のうちの72%が自営業者だという。

クリス・マーティンは現行の法律がコールドプレイのチームに及ぼしている影響について、プレスリリースに次のように記している。「自営業者の両親のための育児休暇制度や手当の支給制度は整備されておらず、フリーランスで働く同僚やクルーたちは苦しい思いをしています。自営業の母親や父親たちが好きな時に育児休暇を取得できるよう、法律を変えたいと思っています」

一方、サヴェージズのベーシストであるエイス・ハッサンもまた、現行の法律は音楽業界で働く女性にとって不利なものになっているとして苦言を呈している。

「女性のみで構成されたバンドのベーシストとして、子供ができた時に不利を受けたくなどありませんし、家で赤ちゃんの面倒を見るのが仕事だと政府から言われたくもありません」とエイス・ハッサンは述べている。「自営業の人々が育児と仕事のバランスを取れるよう、政府は法律を変えるべき時なのです」

先日、コールドプレイのクリス・マーティンはグラストンベリー・フェスティバルで、ヘッドライナーを務めたストームジーと共演して“Blinded By Your Grace Pt.1”のデュエットを披露している。

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