ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは映画『ターミネーター』の新作に曲を提供するという噂を否定している。
ガンズ・アンド・ローゼズは1991年に映画『ターミネーター2』に“You Could Be Mine”を提供している。ミュージック・ビデオにはアーノルド・シュワルツェネッガーも出演しており、バンドに立ち向かう役を演じている。
噂はガンズ・アンド・ローゼズのオーストラリアのファン・コミュニティから持ち上がったもので、フェイスブックに次のように投稿していた。「『ターミネーター:ニュー・フェイト』に取り組んでいる情報筋が教えてくれたんだけど、ガンズ・アンド・ローゼズの4人のメンバーがサウンドトラックに曲を入れたいか判断するためにラフ版のプライベートな試写会に行ったらしいんだ」
「どうやら、スラッシュはアクセル・ローズの家にいて、急ぎのリリースに向けて曲のオーバーダビングをレコーディングしているらしい。現時点で曲名は分からない。でも、そう、100%確認済だよ。ガンズ・アンド・ローゼズの新曲なんだ」
しかし、衛星ラジオ局「シリウスXM」の「トランク・ネイション」に出演したスラッシュはこの噂を否定している。
「『ターミネーター』の映画には何もないよ」と彼は語っている。「こういう噂って出ては独り歩きしちゃうんだけどさ。そうなると、手繰り寄せることはできないんだよ。風に翻弄されるのをまかせるだけだよね。でも、とにかく、何もないよ」
ガンズ・アンド・ローゼズがリリースした最後のアルバムは2008年発表の『チャイニーズ・デモクラシー』となっている。
今年6月、スラッシュは新しいアルバムについて「まだ始まったばかり」と語っている。
「誰もが(記事を)読めるような状況になっている頃には、俺の発言が誇張されたものに変化してしまうわけでね」とスラッシュは語っている。「アクセルがしばらく取り組んでいるマテリアルがあるということなんだ。それらをすべて集めたら、アルバムにするには十分な量になるかもしれないけどさ」
「ガンズ・アンド・ローゼズとしてスタジオに入って、俺やダフ(・マッケイガン)とかと一緒になってアルバムに取り組むという作業は、まだ始まったばかりなんだ。だから、言うのは難しいんだけどね」
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日に日本公開される。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.