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ザ・ダークネスとフィーダーのメンバーは9月にBBCで放送されるお昼の番組「バーゲン・ハント」の特番に出演することが明らかになっている。

「バーゲン・ハント」はBBCで2000年から放送されている長寿番組で、2人1組のペア2組が決められた金額で骨董品を購入して、それをオークションにかけてその金額を競うという内容になっている。

BBCは9月26日に「BBCミュージック・デイ」と題して多くの特別番組を放送することを発表しており、その一環として、ザ・ダークネスのリード・シンガーであるジャスティン・ホーキンスとベーシストのフランキー・ポーレインが、フィーダーのリード・シンガーであるグラント・ニコラスとベーシストのタカ・ヒロセと「バーゲン・ハント」で対戦することが明らかになっている。

今年の「BBCミュージック・デイ」は認知症に対する人々の意識を高めることがテーマとなっており、音楽を認知症の治療に役立てるための新たな取り組みに挑戦することが発表されている。

ザ・ダークネスとフィーダーのメンバーがリンカンシャーのスタンフォード・メドーズで開催される骨董市を舞台に対決する「バーゲン・ハント」の特番は、現地時間9月26日の午後12時15分から放送される予定となっている。ザ・ダークネスのジャスティン・ホーキンスは番組への出演が決まったことについて、BBCに次のように語っている。「これぞまさに母親が何年も前から夢見ていたことだよ!」

一方、フィーダーのグラント・ニコラスは出演決定の喜びを次のように語っている。「僕は『バーゲン・ハント』の大ファンなんだ! 本当に好きなんだよ!」

「BBCミュージック・デイ」を記念した「バーゲン・ハント」の特番は昨年も放送されており、昨年はパルプとハッピー・マンデーズのメンバーが対決している。昨年の放送については、パルプのジャーヴィス・コッカーが番組の衣装である青のフリースやポロシャツの着用を拒否していたことが明らかになっているほか、ハッピー・マンデーズのメンバーが対決のルールを破ったために、番組の録り直しを余儀なくされていたことも明らかになっている。

今年の「BBCミュージック・デイ」はナイル・ロジャースがアンバサダーを務めることが発表されている。ナイル・ロジャーズは自身の母親や叔母が認知症を患っていたことを明かして、音楽がいかに2人の症状を和らげていたかについて語っている。

ナイル・ロジャースは次のように語っている。「私は認知症と闘う母親や叔母の姿を見てきましたし、認知症の症状を抱える人々に音楽がどんな変化をもたらしてくれるのかを知っています」

ナイル・ロジャースは続けて、音楽の記憶をさかのぼることで認知症の症状を改善させることを目的に設立されたBBCのウェブサイト「BBCミュージック・メモリーズ」に言及しながら次のように語っている。「これは素晴らしい取り組みだと思います。『BBCミュージック・メモリーズ』は、その人にとっての大切な音楽を発見するための素晴らしい手段だと思いますし、プレイリストを作るという作業はセラピーとしても効果があると思います。困難はどこかの時点で誰にでも降りかかるものですが、音楽はそうした重要な時期に私たちの一番の味方になってくれるのです」

「BBCミュージック・メモリーズ」のサイトはこちらから。

https://musicmemories.bbcrewind.co.uk/

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