アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーは先週末にパリでザ・ストロークスの公演が行われた後でジュリアン・カサブランカスと一緒にいたところが目撃されている。
ザ・ストロークスは7月21日にロラパルーザ・パリでヘッドライナーを務めている。アレックス・ターナーとジュリアン・カサブランカスはそのアフターパーティーで一緒にいるところがファンのによって目撃されており、2人はファンが写真を撮った後でそのファンにハグをしたという。
5月にロンドンで出演したオール・ポインツ・イーストを筆頭に夏のフェスティバルに出演しているザ・ストロークスはこの日の公演で、最初の3枚のアルバムに収録された楽曲からなる16曲のステージを披露している。ザ・ストロークスは5月に行った公演で新曲“The Adults Are Talking”を初めて演奏していたが、この日の公演で新曲が披露されることはなく、『ル・モンド』紙によればジュリアン・カサブランカスはこの日のMC中にフランス語で次のように語ったという。「新しいアルバムだって? 何を言っているのか分からないよ!」
ファンがアフターパーティーで撮影したアレックス・ターナーとジュリアン・カサブランカスの写真はこちらから。
Alex and Julian Casablancas !!!!!!
”I took this picture and alex turner gave me a hug I do not even know why” (cr: BasicLuna) pic.twitter.com/vmr8cupfxQ— Arctic Monkeys Japan (@ArcticMonkeysJP) July 22, 2019
アレックス・ターナーは長年にわたってザ・ストロークスへの愛を公言していることで知られており、アークティック・モンキーズは昨年7月に行った公演でザ・ストロークスの“Is This It”のカヴァーを披露している。“Is This It”のカヴァーは「ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ」という一節で始まる“Star Treatment”の直後に披露されている。
「僕たちがバンドを始めてすぐの頃、大学で彼らのファースト・アルバム(『イズ・ディス・イット』)ばかり演奏していたのを覚えているよ。多くの人たちが彼らに夢中になっていて、彼らのようなサウンドを鳴らすバンドがたくさん出てきていたんだ」とアレックス・ターナーは2011年に『NME』に語っている。「ザ・ストロークスみたいなサウンドにならないように意識的に取り組んでいたことを覚えているよ。彼らのように聴こえすぎる曲は取り除くようにしていたんだ。あのアルバムは大好きだったけどね」
アークティック・モンキーズは現地時間4月7日にコロンビアで開催されたエステレオ・ピクニック2019に出演したのを最後に最新作のツアーが終了した可能性が浮上している。
ドラマーのマット・ヘルダースは先日、バンドの次回作について2013年に『AM』をリリースしてから2018年に『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースするまでにかかった5年という期間を要することはないだろうと語っている。
新作のリリースまで同じくらいの間隔が設けられることになるのかと訊かれると、マット・ヘルダースは次のように答えている。「そうは思ってないね。休止期間は様々な状況に基づいていたものだと思うし、当時の自分たちには必要なものだったんだよね。でも、バンドとしてそうするのがパターンになっているわけじゃないんだ。スタジオにいるのは好きだしね。アルバムを作りたくてしょうがないよ」
彼は次のように続けている。「次にやることについて話す予定だよ。現時点では何も具体的な案はないけどね。俺たちは全員楽しみにしてるし、どこかの時点では何かしら書きたくなるんだってことは分かっているけど、今は何もないんだ。まだ話してはないんだけどね」
「いくつかツアーをやって戻ってきた時に、そのことについて考え始めるんだと思う。だけどまあ、何も計画はないんだけどね」
一方、マット・ヘルダースはミルバーンのフロントマンであるジョー・カーナルとともに新たなサイド・プロジェクト、グッド・コップ・バッド・コップを始めており、またマット・ヘルダースは地元シェフィールドにカフェをオープンさせること、ソロ・アルバムに取り組んでいることについても明らかにしている。
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