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ブラック・サバスは、2013年にリリースした『13』に続くアルバムをリリースするつもりがないことが報じられている。

オジー・オズボーン復帰後、初のアルバムとなった通算19作目の『13』は、UKと全米でともにアルバム・チャートの1位を獲得し、グラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンスも受賞している。

オジー・オズボーンは以前、リック・ルービンをプロデューサーに迎えて「もう1枚」アルバムを作るとしていたが、ニュース・サイト「NOLA.com」に対して計画が変わったと語っている。

「NOLA.com」によれば、バンドは新作のレコーディングを「しないことを選んだ」とのことで、次のワールド・ツアーが「ブラック・サバスの終わり」であり、「信じてほしい」と語っているという。

オジー・オズボーンは更にこう語っている。「12月に68歳なんてものになるんだぜ(※実際は67歳)。とりあえず、これで終わりだと思ってるんだ。ギーザー・バトラーやトニー・アイオミや他の誰かと一緒にステージに立たないと行ってるわけじゃない。ただ、公式としては、ブラック・サバスは終わるんだ」

「どんどん衰えていくのに、金が死ぬほどつまった袋がほしくて演奏するなんてことをしたくないんだよ。時が来たんだ。その後は自分自身のことをやろうと思ってるよ」

『NME』はブラック・サバスの担当者に連絡をとっているが、まだ回答は得られていない。

ギタリストのトニー・アイオミは地元の新聞である『バーミンガム・メール』に、最後のアルバムについて疑問を投げかけていた。「『13』でのセッション以降、曲は書いてきてるんだ。その意味では、次のブラック・サバスのアルバムはあり得るかもしれない。だけど、宙に浮いている状態で、いつ、どうやって出るかとかは分からないよね。だけども、曲はあるんだ」

バンドは先日「ジ・エンド」ツアーを発表しており、アイアン・メイデンらと共にダウンロード・フェスティバルのヘッドライナーを務めることも決定している。

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