クイーンのギタリストであるブライアン・メイはフレディ・マーキュリーのそっくりさんとツアーを回る可能性を否定して、フレディ・マーキュリーも今のヴォーカリストであるアダム・ランバートのことを認めてくれるはずだと改めて語っている。
ブライアン・メイは自身のインスタグラムにアダム・ランバートの写真を投稿して、フレディ・マーキュリーのそっくりさんとツアーを回るように提案する一部のファンに反論している。
「彼はクイーンがトップレベルを提供し続けていく上で欠かすことのできない、現代における驚異的な人物だよ。彼が真の逸材であるということは多くの人々にも認められるようになってきたけど、彼は真の逸材なんだ」とブライアン・メイは述べている。
「彼は10億人に1人の歌声の持ち主であり、情熱に溢れた不屈の完璧主義者なんだ。彼は僕らにとっての贈り物で、僕たちがロック・バンドとして今も機能し、新たなチャレンジに挑戦し続けることができている理由なんだ。それから、彼は素敵な人でもあるからね。家族としてツアーを回る上で、それは重要な要素なんだ。フレディも一流だと認めてくれるはずだよ」
ブライアン・メイは続けてフレディ・マーキュリーのそっくりさんと共にライヴを行う可能性に言及して、次のように一蹴している。「それから考えることをやめないごく少数の人たちのために一度だけ言うよ」
「ロジャーと僕がフレディのモノマネ歌手と共にツアーを回ったとしたら、いかに酷いものになるかを想像してみてほしいんだ」
ブライアン・メイは先月もアダム・ランバートの才能に賛辞を寄せており、彼についてフレディ・マーキュリーを受け継ぐのに完璧な人物だと称賛している。
クイーンはバンドのキャリアを追った2018年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』が成功を収めており、フレディ・マーキュリー役を演じた主演のラミ・マレックはその高い演技力が評価され、アカデミー賞の主演男優賞を含む数々の賞を受賞している。
今年3月、“One Vision”などのクイーンのミュージック・ビデオを手掛けてきたルディ・ドレザルがその続編の可能性について語っていた『ボヘミアン・ラプソディ』だが、アダム・ランバートは同作の続編について疑問を投げかけ、続編は成立しないのではないかと語っている。
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