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ビリー・アイリッシュは近しい友人たちへの信頼が揺らいでいることを明かして、セラピストだけが話をすることのできる唯一の存在だと語っている。

現地時間6月30日にグラストンベリー・フェスティバルに出演して『NME』が「希代」のパフォーマンスと評するステージを披露したビリー・アイリッシュだが、彼女は名声を得たことで人々が自身に白い目を向けるようになったと感じているようで、仕事の話を「誰ともできなくなってしまった」と語っている。

ビリー・アイリッシュは『サンデー・タイムズ』紙によるインタヴューに応じて次のように語っている。「分からないけど、みんな、私の仕事が好きじゃないみたい。誰にも仕事の話ができないの。自慢しているように聞こえるか、不満を言っているように聞こえるかのどちらかになってしまうのよ」

「セラピーに行き始めたわ。だって、私が話をすることのできる唯一の人だから」

ビリー・アイリッシュは地元ロサンゼルスの友人について次のように語っている。「(信頼というのは)すごく大きなものよね。去年、私が完全に信頼を置いていたすごく近しい友人の1人に自分の名前を使われてしまったことがあったの。その上で文句まで言われてしまってね。私としては、『みんな何をやっているの? そんなに私を利用したいなら、せいぜい楽しめば』っていう感じだった。もう誰を信じたらいいのか分からないわ」

ビリー・アイリッシュはこれまでにもメンタル・ヘルスについての自身の考えを語ってきたことで知られている。ビリー・アイリッシュは今年5月、米・公共広告機構によるメンタルヘルスについての会話を促すキャンペーン「シーズ・ジ・オークワード」に参加して自身の経験について語っている。

「助けを求めることは弱さじゃないわ」とビリー・アイリッシュは語っている。「友達に助けを求めたり、セラピーに行くことは弱さじゃない。誰かに助けを求めることを、弱さのように感じる必要はないわ」

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