カサビアンのギタリストであるサージ・ピッツォーノはザ・S.L.P.と題したソロ・プロジェクトより新曲“Nobody Else”の音源が公開されている。
サージ・ピッツォーノは今年5月、ソロ・プロジェクトから最初の楽曲となるリトル・シムズ参加の“Favourites”を公開していた。
今回、サージ・ピッツォーノはピアノ・ベースのハウス・ミュージックを基調とした“Nobody Else”の音源を公開している。「すごく新鮮なものになっていて、歯磨き粉までもが嫉妬するだろうね」とサージ・ピッツォーノは楽曲のアートワークをツイッターに投稿してキャプションに添えている。
Nobody else is out now https://t.co/Hu5dqcCk6B!!!! it’s so fresh it makes your toothpaste jealous x
Art direction and ?: @aitor_throup pic.twitter.com/zUDjLygapv— THE S.L.P. (@THE_SLPofficial) June 20, 2019
“Nobody Else”の音源はこちらから。
ザ・S.L.P.としてのデビュー・アルバム『ザ・S.L.P』が8月30日にリリースされることが決定している。アルバムには11曲が収録される。
サージ・ピッツォーノは先日、カサビアンとしてオフに入ったことが自身のことに取り組むきっかけになったとして、『NME』に次のように語っている。「実験するにはちょっとした完璧な機会だなと思って、どこに行くことになるか見てみることにしたんだ。何をしたっていいという自由を楽しんでみたんだよ」
また、ソロとしてのフル・アルバムがリリースされるかどうかについては次のように語っていた。「たぶんね。どうなっていくか見ていくよ。スタジオからまったく出ていないんだ。あそこが自分の居場所なんだよ。常に曲を書いて、取り組んでいるっていうね。幸運なことに、これが自分の仕事なんだよ」
一方、カサビアンのバンドメイトであるトム・ミーガンは先日、『NME』とのインタヴューに応じて自身も「自分のことに取り組む」予定だと語っている。
「サージは彼自身のことに取り組んでいるわけでね。僕も自分のことに取り組むよ」とトム・ミーガンは語っている。「実は庭で野菜を育てているんだよ。モルモットや、頭をよく隠すヴィヴィアンっていう名前の(ネコの)スフィンクスも飼っている。種を植えて、植物を育てたりする予定なんだ。(植物学者の)デヴィッド・ベラミーじゃないけどね。どうか安らかにという感じだよ」
ソロとして音楽を作る可能性について訊かれると、トム・ミーガンは次のように答えている。「いずれにせよ、音楽は何年も書き続けているからね。来年にはまた集まってアルバムを作る予定だよ。僕はサージが大好きだし、彼を100%支持している。彼は僕にとってのポール(・マッカートニー)なんだ」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
1. Meanwhile… In Genova | ミーンホワイル…イン・ジェノヴァ
2. Lockdown | ロックダウン
3. ((trance)) | ((トランス))
4. The Wu | ザ・ウー
5. Soldiers 00018 | ソルジャーズ・00018
6. Meanwhile… At The Welcome Break feat. Slowthai | ミーンホワイル…アット・ザ・ウェルカム・ブレイク feat. スロータイ
7. Nobody Else | ノーバディー・エルス
8. Favourites (featuring Little Simz) | フェイバリッツ feat. リトル・シムズ
9. Kvng Fv | カン・フー
10. Youngest Gary | ヤンゲスト・ゲアリー
11. Meanwhile… In the Silent Nowhere | ミーンホワイル…イン・ザ・サイレント・ノーウェア
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