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ミスフィッツのグレン・ダンジグは現在予定されている一連の公演を最後にオリジナル・ラインナップでのミスフィッツの公演は「これ以上行わない」と語っている。

ミスフィッツは先週、「ジ・オリジナル・ミスフィッツ」と題してオリジナル・ラインナップで行ってきた公演や今後予定されている公演について、グレン・ダンジグとジェリー・オンリーが法廷で争ってきた中で和解するために行われていたものであったことが報じられている。両者の法廷闘争はバンドの商標権や利益の分配をめぐるもので、その和解案としてオリジナル・ラインナップでの公演を10公演行うことで合意したという。

「ミスフィッツのことに関して言えば、俺たちはただ、もう一度集まって数カ所で公演をやることにしたっていうだけでさ。退屈なツアーにはするまいと思ったんだ」とグレン・ダンジグはラジオDJのフル・メタル・ジャッキーによるインタヴューで語っている。

「一つ一つの公演を特別なものにしたいと思ったんだ。もうこれ以上はやらないよ。この前シアトルやデンバーでの公演を発表したばかりだけど、それ以上にたくさんやることはないよ」

先週、入手された法廷文書では次のように述べられている。「両陣営はバンドの40周年を祝福するために、再結成して10公演未満の公演を行うことで同意しました」

「両陣営は必要経費等が控除された後で、(ツアーのマーチャンダイズや再結成に際して販売されているあらゆるマーチャンダイズを含む)再結成によって得たすべての収益を50対50の割合で折半することになります」

「ジ・オリジナル・ミスフィッツ」と題されたバンドは現地時間6月29日にロサンゼルスで公演を行うほか、9月にはデンバーとオークランド、シアトルで公演を行うことが発表されている。

ミスフィッツは1977年にシンガーのグレン・ダンジグと、ベーシストのジェリー・オンリーによって結成されている。1983年にバンドは解散し、グレン・ダンジグはその後、ソロ・キャリアに乗り出して、成功を収めている。ジェリー・オンリーは1995年にグレン・ダンジグ抜きでミスフィッツの再結成を果たし、2001年からはリード・ヴォーカルも務めていた。

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