ジャスティン・ティンバーレイクは映画『ロケットマン』でエルトン・ジョンの役を演じる可能性があったことが明らかになっている。
最終的にはタロン・エガートンがエルトン・ジョンの役を演じることとなった映画『ロケットマン』だが、制作チームが当初主役に想定していたのは彼だけではなかったという。
エルトン・ジョンのパートナーで、本作のプロデューサーを務めているデヴィッド・ファーニッシュは「ハリウッド・レポーター」に対して当初はエルトン・ジョンの役にジャスティン・ティンバーレイクを想定していたことを明かしている。
元イン・ シンクのジャスティン・ティンバーレイクはエルトン・ジョンの2001年のシングル“This Train Don’t Stop There Anymore”のミュージック・ビデオで彼を演じていることで知られている。しかしながら、『ロケットマン』の制作チームからジャスティン・ティンバーレイクに出演の話が持ちかけられることはなかったようで、デヴィッド・ファーニッシュは次のように説明している。「正式にジャスティンに連絡をすることはなかったんだけどね。というのも、ジャスティンに連絡すべきだって思う瞬間が訪れなかったんだよ」
「けど、彼はミュージック・ビデオで素晴らしい仕事をしてくれたわけでね。人工の鼻を着けて出演して、興味深い演技力を持っていることを証明してくれたんだ」
ジャスティン・ティンバーレイクはこれまでに俳優として映画『ソーシャル・ネットワーク』や『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、『ステイ・フレンズ』などに出演している。
一方、エルトン・ジョンは先日、自身の人生の暗い部分を隠すことなく描いている映画『ロケットマン』について、観るのが「つらかった」ことを明かしている。同作はエルトン・ジョンがポップ・スターとして世界的に有名になるまでの軌跡を追ったものとなっており、依存症やメンタル・ヘルスとの闘いや、若かりし頃の自身のセクシャリティとの葛藤などが描かれている。
エルトン・ジョンはまた、同作でのタロン・エガートンの歌声に「圧倒された」とも述べている。「彼がやってのけたのは本当にとてつもないことでね、僕のようにも聴こえるし、タロン自身のようにも聴こえるんだ」と彼は語っている。
イギリスで先週公開された映画『ロケットマン』は日本では8月23日より公開される。
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