アダム・ランバートはクイーンと初めて出会った瞬間について振り返っている。
クイーン+アダム・ランバートについては先月、ABCで「ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン:ザ・クイーン+アダム・ランバート・ストーリー」と題されたドキュメンタリーが放送されている。
このドキュメンタリーの中でアダム・ランバートはクイーンの音楽を初めて知った時のことを振り返っている。「この地球上に暮らす人間としてクイーンと出会ったわけだけどさ。彼らの曲をいろいろ聴いてきたわけだけど、でも、『このバンド、誰だ?』って初めてなったのは映画『ウェインズ・ワールド』を観た後だったんだ。あのシーンはすごく面白かったからね」
彼は次のように続けている。「父親と弟と一緒に映画館を出たんだけどさ。父親に訊いたんだ。『あの曲はなんていう曲?』ってね。それで父親は『ああ、あれはクイーンだよ』って答えてくれてね。その夜、家に帰ったら、父親が持っている何枚かのアルバムを見せてくれたんだ」
2009年に「アメリカン・アイドル」に出演したことがきっかけでキャリアをスタートさせたアダム・ランバートは、2014年から2018年にかけてリード・シンガーとしてクイーンのワールド・ツアーに参加している。
アダム・ランバートは先日、クイーンの現メンバーと共に新曲をレコーディングすることに慎重な理由を語っている。
アダム・ランバートは『ハンガー』誌のインタヴューに応じて、クイーンと共に新曲をレコーディングする可能性に言及している。「一緒にレコーディングをしないのかということをいつも訊かれるんだけどね。それが自分にとってうなずけるものになるのか、僕には分からないんだ。厳密には、クイーンにはならないわけでね。僕にとってのクイーンはフレディ(・マーキュリー)なんだ。僕が好きなのは、コラボレーションだったり、コンサートを一緒にやって、ステージを共に作っていくことだよ。2人の紳士に自分のアイディアを提案できるのは、とてもやり甲斐があるものだし、ワクワクするものなんだ。とりわけ、2人がそれを気に入ってくれた時なんてさ」
「彼らの楽曲の強みは、時の流れを超えていくところにあると思うんだ。いかなるトレンドも追っていないんだよ。彼らは様々なサウンドや音楽的なスタイルで実験してきたわけでね。恐れ知らずなんだ」
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