ジャスティン・ビーバーはクリス・ブラウンを擁護し、かつての虐待行為を「間違い」だったと発言したことで批判を受けている。
ジャスティン・ビーバーは現地時間5月3日に行ったインスタグラムへの投稿のなかで「伝説の等式」という題した画像を投稿し、「マイケル・ジャクソン+2パック=クリス・ブラウン」という式を公開している。投稿へのコメントによれば、この画像の元々の作者はニック・キャノンだという。
「みんなその人が亡くなるまで彼らの値する名声を与えるのを待っているんだ」と投稿に添えられたキャプションは始まっている。「僕は今それをしたいんだ。クリス・ブラウンがその長い人生を終えて亡くなった時に、みんなこれまで目にしてきたことを惜しむことになるからね。僕を信じて、今後目にすることになるものを見てみて」とキャプションは続いている。「彼の犯した間違いでこの人の才能を見過ごしてきた人々は再評価するべきだよ。愛しているよ、クリス・ブラウン」
この投稿には賛辞も寄せられており、ショーン・キングストンは「紛れもない事実だ(笑)。仲間のクリス・ブラウンは伝説だ」と述べているほか、マーロン・ウェイアンズ、J. バルヴィンも賛辞を寄せ、ザ・ゲームは「TMZ」のインタヴューで「クリス・ブラウンと仕事をしたくないっていうんなら、お前はバカだ」と語っている。しかし、ジャスティン・ビーバーのコメントに対しては多くの批判も寄せられている。
「彼が滅入っているからと言って、彼のひどい行為を正当化するの? 滅入っているからと言って恋人を殴っていい理由には絶対ならない。やめて」とあるコメントには書かれている。一方、別のコメントでは一言「虐待は間違いではない」と記されている。
コメントは続いている。「リアーナがヘイリーだったら? 同じことを言える? 家庭内の虐待は間違いではないわ。特に繰り返し行われた時はね。憤慨しているし、間違いなくフォローを外すわ。心底ガッカリしたわ」
2009年にクリス・ブラウンはグラミー賞授賞式の前日に恋人のリアーナを暴行したことで、重暴行罪に問われている。クリスは有罪を宣告されて、5年間の保護観察と1400時間の奉仕活動を言い渡されている。
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