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メタリカは5月22日にバンドが設立したチャリティー団体「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」による「メタリカ・デイ・オブ・サービス」と題されたフードバンクを支援する慈善イベントを今年も開催することが発表されている。

メタリカは昨年1000人を超える参加者が集まったイベントを今年も開催することを発表して、5月22日にバンドが約3年にわたって行っている「ワールドワイアード」ツアーで訪れた都市にあるフードバンクでボランティアに参加してくれるようファンに呼びかけている。

慈善団体「フィーディング・アメリカ」を通じて各都市のフードバンクに支援を行っているメタリカは、現地時間4月9日に今年の「メタリカ・デイ・オブ・サービス」の日程を発表している。バンドの声明によれば、今年のイベントには昨年の2倍を超える50のフードバンクが参加するといい、参加者には「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」の記念Tシャツがプレゼントされるという。

しかしながら、イベントへの参加数には上限が設けられているといい、当日参加は認められないとのことで、メタリカは公式サイトでの事前登録を呼びかけている。

イベントへの参加方法など、「メタリカ・デイ・オブ・サービス」の詳細はこちらから。

https://www.allwithinmyhands.org/news-media/news/second-annual-all-within-my-hands-day-of-service.html

メタリカは2017年の2月にバンドを支援してくれた人々へチャリティを通じて恩返しをすることを目的として「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」を設立しており、2018年には同団体を通じて職業訓練のための新たな奨学制度を設立している。

メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは昨年、「メタリカ・デイ・オブ・サービス」についてヘヴィー・メタルのファンに対する偏見を根絶する大きな助けになるはずだと語っている。

「人生のほとんどを一匹狼として過ごした俺にもメタリカのファミリーはいつだって自分の居場所をくれたし、1人じゃないということを感じさせてくれたんだ」とラーズ・ウルリッヒは語っている。

「俺たちの誰もが知っていることだけど、ハード・ロックは他の世界で、世界規模の音楽コミュニティの2軍にいるかのように見下されることがあるわけでね。だから、ハード・ロックのファンやメタルのファンだって世界の他の慈善的な人たちと同じくらい思いやりがあり、献身的になれるっていうことを、こうやってみんなに示せるのが嬉しいんだ。それに、時に理由もなく劣ってるかのように見なされる俺たちに着せられた汚名を、再検討させられるかもしれないからね」

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