Rob Loud

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ザ・キラーズのフロントマンであるブランドン・フラワーズはウッドストック50周年を記念した公式フェスティバルに寄せられている様々な意見に言及している。

ウッドストック50周年を記念した公式フェスティバルは先月、全ラインナップが発表されたが、フェスティバルにはその理念やラインナップをめぐって様々な意見が寄せられている。フェスティバルでヘッドライナーを務めるザ・キラーズのブランドン・フラワーズは『NME』のインタヴューに応じて、グラストンベリー・フェスティバルでの「やり残した仕事」や、バンドのニュー・アルバム、ウッドストック50周年を記念した公式フェスティバルなどについて語っている。

「ザ・ラカンターズが僕たちの前に出演することは知っているし、それから、ジェイ・Zやデッド・アンド・カンパニーも出るんだよね。あらゆる領域をカヴァーしているという感じだよね」とブランドン・フラワーズは『NME』に語っている。

「ピース・アンド・ラヴ」のような思想が2019年に行うイベントにおいても有効だと思うかと訊かれると、ブランドン・フラワーズは次のように語っている。「常に素晴らしいメッセージだと思うけどね。理に適っているわけでね。それが今回の50周年を記念したフェスティバルで人々が求めているものなのかって訊かれると、分からないけどさ。出演を依頼された時も、『おお、僕たちが伝統を生きながらえさせるのか?』という感じではなかったんだ」

「そうしたメッセージを伝えるために契約書にサインしなければならなかったわけでもないしさ。ある程度のお金を提示されて、それで引き受けたんだ。人々が何を求めているかは分からないよ。今は1969年ではないわけでさ。けど、最善は尽くすつもりだよ」

ウッドストック50周年を記念した公式フェスティバルは8月16日から8月18日にわたってニューヨーク州 のワトキンス・グレンで開催され、ザ・キラーズやデッド・アンド・カンパニー、ジェイ・Z、マイリー・サイラス、チャンス・ザ・ラッパー、イマジン・ドラゴンズ、ザ・ブラック・キーズ、ザ・ラカンターズらが出演することが発表されている。

ブランドン・フラワーズはまた、2007年に音響トラブルに見舞われて以来となるグラストンベリー・フェスティバルへのヘッドライナーとしての出演について次のように語っている。「もうあの時のことは忘れたよ! 数年前(2017年)にシークレット・バンドとして出演して、あれは最高の体験だったけどさ。2007年にヘッドライナーとして出演した時のことは忘れたよ。途中まで音響に制限があってPAとの通信も何度か途切れてしまったんだ。今回は前よりもうまくできると思うよ」

「あれ以来、僕たちは700くらいの公演をこなしてきたし、楽曲も増えて以前よりもいいバンドになっていると思う。僕たちは伝統を知っているし、グラストンベリーでヘッドライナーを務めることがどんな意味を持っているのかも分かっている。本当に大きなものだよね。ラスベガスにいた幼少期の頃に、よく『NME』の雑誌を買っていたんだ。グラストンベリー・フェスティバルの雰囲気が分かる写真を切り抜いて、部屋の壁に貼っていたのを覚えているよ」

ザ・キラーズは先日、「ジミー・キンメル・ライヴ」で最新シングル“Land Of The Free”を初めてライヴで披露している。

公開されているパフォーマンス映像は以下の通り。

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