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オジー・オズボーンは薬物に依存していた頃に「病院へ搬送される途中で2回心臓が止まったこと」があることを明かしている。

オジー・オズボーンは先月、ウイルス性疾患の合併症のために病院に入院している。彼はその後、気管支炎を患って、自宅で療養するために計画していたツアーのキャンセルを余儀なくされている。

元ブラック・サバスのシンガーであるオジー・オズボーンは今回、自身の放蕩な過去を振り返りながらシラフでいることについて語っている。

オジー・オズボーンは英『メタル・ハマー』誌に次のように語っている。「最初にシラフになろうとしていた時には、こう思っていたんだ。『昔より調子がいいぞ』ってね。けど、それは単にバスルームで自分の小便にまみれながら寝ることがなくなったからということに過ぎなかったんだけどさ。俺は自分自身にウンザリしていたんだ」

「一時的には楽しいものだったけど、結局のところ、俺は薬を使っていたことで日々自分を殺そうとしていたようなものだったからね。お酒の楽しみ方は分かっている。どうすればお酒を手に入れられるかも分かる。けど、今は飲みたいと思わないんだ」

オジー・オズボーンは続けて、かつて依存症や自身のライフスタイルのために若くして死んでしまうのではないかと考えていたことを明かしている。「何年も前に『あと、どのくらい生きられると思いますか?』って訊かれていたら、俺はこう答えていたはずだよ。『俺は40歳になる前に死ぬんじゃないかな!』ってね」と彼は説明している。

「俺はずっと運に恵まれていたんだ」と現在70歳のオジー・オズボーンは続けている。「万が一、『オジー・オズボーン、ホテルの部屋で亡くなっているところを発見される』という記事を読んだところで、君は『本当に?』とは思わないだろう? 君はきっと、『まあ、当然だよ!』って思うはずだよ」

オジー・オズボーンは過去の幸運に救われた体験について次のように振り返っている。「俺は人生の枠組からはみだしてきたからね。四輪バイクで首の骨を折ったこともある。病院へ搬送される途中で2回心臓が止まったこともあるんだ。俺は絶対に沈まない野郎なのかもな」

オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンは先月、彼が集中治療を終えたことを報告してファンへの感謝を綴っている。「みなさんの心遣いに圧倒されており、とても感動しています」

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