ジェラルド・ウェイはマイ・ケミカル・ロマンスのバンド・メンバーがいかにネットフリックスで放送されている自身が原作を手がけた「アンブレラ・アカデミー」のキャラクター作りに影響を与えたかについて語っている。
ジェラルド・ウェイはアイズナー賞も受賞した2007年出版の同名のコミックを原作にした番組「アンブレラ・アカデミー」が2月15日よりネットフリックスで配信されている。番組ではエレン・ペイジがヴァーニャ・ハーグリーヴスを、トム・ホッパーがルーサー・ハーグリーヴスを演じている。
ジェラルド・ウェイは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューに応じて、バンドにいた個性豊かなメンバーたちがいかに作品のキャラクター作りに影響を与えたかについて語っている。
「バンドにいるというのは、機能不全な家族にいるようなものだからね。1人1人が強烈な異なる個性を持っているっていうさ。バンド内の人物だけでなく、ツアー中に出会う人々や、一緒に働くクルー、あらゆる人たちがそうなんだ」とジェラルド・ウェイは語っている。
「バンドはとりわけ機能不全な家族のようなものだからね。すべてのキャラクターに僕の要素が少しずつ入っているし、他のメンバーの要素も少しずつ入っている。僕たちが果たしていたそれぞれの役割だったり、その役割の変化の仕方が反映されているんだ」
ジェラルド・ウェイは続けて、自身と登場人物たちの共通点について語っている。「僕たちは名声や悪評が入った炊飯器の中で、計り知れないほどのプレッシャーに晒されていたんだ。コミックや番組の登場人物たちも、そういうことを経験しているんだよ」
ジェラルド・ウェイは先日、かつてマイ・ケミカル・ロマンスとしてのツアー中に「アンブレラ・アカデミー」の構想を語っていた15年前の映像がオンラインで公開されている。
「コミックを書いているんだ」とジェラルド・ウェイはマイ・ケミカル・ロマンスのツアーバスの中で撮影された映像の中で語っている。「スーパーヒーローについてのコミックなんだ。なぜなら、僕はこれまでスーパーヒーローをやったことがないからね」
ジェラルド・ウェイは続けて、「アンブレラ・アカデミー」に登場するキャラクターのクラウスに言及して次のように語っている。「『X-MEN』のような感じなんだ……今取り組んでいるのは『ザ・セアンス』と呼ばれるヒーローでね。彼はウィジャボードを使って亡くなったスーパーヒーローたちと交信することができるんだ。死者たちに力を与えられるんだよ」
一方、「アンブレラ・アカデミー」の視聴者は先日、番組内に登場する本の裏表紙にジェラルド・ウェイによる批評が書かれていることを発見している。
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