ブラ-がドキュメンタリーフィルム『ブラー:New World Towers』のトレイラーを公開している。これは12月2日にリリースされるもので、内容は今夏のハイド・パークでのライヴなどをフィーチャーしたものだという。
当ドキュメンタリーでは、デーモン・アルバーンとグレアム・コクソンの躍動的な関係性、16年ぶりに4人で作り上げたブラーのニュー・アルバム『ザ・マジック・ウィップ』がどのように完成したのかについて深く掘り下げている。
“New World Towers”とは8枚目のアルバム『ザ・マジック・ウィップ』に含まれている楽曲のタイトルであり、香港の高層ビルの名称でもある。また、香港はこのコンサートの締めくくりの地としてドキュメンタリーの中でフィーチャーされており、アルバムの物語のオープニングの地ともなっている。ドキュメンタリーにはメンバーのインタヴューも含まれ、それぞれの内面に迫る内容になっているという。
宣伝文では、次のように紹介されている。
「『ブラー:New World Towers』では未発表曲を含む素晴らしいライヴ映像や、バンドのスタジオ内での様子も撮影されています。等身大の彼らや、舞台裏のバンドを見ることができる貴重な映像だけでなく、今までの成功や輝かしい未来も映し出した内容となっています」
今週早々、グレアム・コクソンは未発表のソロアルバムが完成していることを明らかにしており、既にその次のアルバムのことも考えているという。この保留中のアルバムは、2012年に発表した彼のソロアルバム『A&E』と同じタイミングでレコーディングを行っている。
グレアム・コクソンはこの新作について次のように語っている。
「妙な話だけど、今朝起きて、サウンド・コンセプトやハーモニー、ムード、リズムなんかについて考えてたんだ」と、次のソロ・アルバムの計画について訊かれて、述べている。「広大なイギリスみたいのをやってみたいのかもね。なんか、もしイギリスの真ん中に巨大な砂漠があったとしたらって、そんな感じのサウンドなんだ」
ブラーは今週、10月20日にロサンゼルスのハリウッド・ボウル、10月23日にニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンと、大規模なアメリカ公演を2つ控えている。
デーモン・アルバーンは、ニューヨークでのライヴにマイク・マイヤーズを招待し、オースティン・パワーズの服装をして“Parklife”を歌おうとしたが、実現しなかったという。
ドキュメンタリーのトレイラーはこちらから
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