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マイケル・ジャクソンは先日、サンダンス映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』のトレイラー映像が公開されている。

映画は、少年時代にマイケル・ジャクソンと長い付き合いがあったという現在30代の男性ジェームズ・セーフチャックとウェイド・ロブソンを取材したもので、彼らは1990年代にマイケル・ジャクソンから性的虐待に遭ったと語っている。

映画では、マイケル・ジャクソンが「ネヴァーランドに近づく者があったとき、少年たちに服を着るように知らせるアラーム」を設置していたことや、彼が当時9歳のジェームズ・セーフチャックと模擬結婚式を挙げていたことも語られている。「二人の不滅の愛」を表すため、結婚証明書と指輪を贈られたとジェームズ・セーフチャックは語っている。

また、作品でウェイド・ロブソンは、2005年にマイケル・ジャクソンが子どもへの性的虐待疑惑で7つの訴え(後に無罪となっている)に直面していた際、彼がマイケル・ジャクソンの側に立つ証言した理由を明かしている。ウェイド・ロブソンは当時の裁判で、自分は20回以上ネヴァーランドに宿泊し、マイケル・ジャクソンとベッドを共にしたが、性的虐待を受けることは一度もなかったと証言している。

公開されたトレイラー映像はこちらから。

マイケル・ジャクソンの遺産管理団体はドキュメンタリーの公開を受けて声明で次のように述べている。「『リーヴィング・ネヴァーランド』はドキュメンタリーではありません。これはマイケル・ジャクソンがその生涯や死後も耐えてきたタブロイドによる誹謗中傷です。本作は20年前に起こされた立証されていない疑惑を扱い、事実のように取り扱っています。これらの主張はよく知られた2名の偽証者によって起こされた裁判がもととなっていて、この裁判は最終的に裁判官によって棄却されています。2名の人物はこんなことが起きたことはなかったと宣誓供述もしています。彼らは自身の主張を裏付ける独自の証拠や立証を提供していません。つまり本作は2名の偽証者の発言に依拠しただけのものなのです」

ドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド』は3月3日・4日にHBOで放送される予定となっている。

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