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エド・シーランは今後の『÷(ディバイド)』ツアーでサポート・アクトを務めるアーティストを発表して、ザ・ダークネスがUK公演でサポート・アクトを務めることが明らかになっている。

エド・シーランは、様々な記録を打ち立てている『÷(ディバイド)』ツアーのヨーロッパ・ツアーを今年の5月からスタートさせる予定となっており、ジェイムス・ベイやザラ・ラーソンがスペシャル・ゲストとして出演することが明らかになっている。

しかしながら、より意外な選択と言えるのは、現地時間8月16日と17日に行われるリーズのラウンドヘイ・パーク公演や、8月23日から26日にかけて行われるイプスウィッチのチャントリー・パーク公演で、ザ・ダークネスがエド・シーランのサポート・アクトを務めるということだろう。

ザ・ダークネスはツイッターでこのニュースを発表しており、フロントマンのジャスティン・ホーキンスがエド・シーランと一緒に写った写真を投稿して、エド・シーランについて「仲間であるサフォーク出身のジェントルマン」と綴っている。

ザ・ダークネスは2017年に通算5作目となるアルバム『パインウッド・スマイル』をリリースしており、同作に収録された“Southern Rail”では鉄道会社のサザンを批判している。

「これまでずっと、ロックにはある程度のユーモアが含まれていたわけでさ」とギタリストのダン・ホーキンスは『NME』に語っている。「それは今も変わっていないよね? 俺たちはロック・バンドだけど、もうロック・バンドなんてほとんど残っていないわけでね。俺たちは絶滅危惧種の一種なんだ。訊きたいことは、『ロックに対するニーズは高まっているか?』っていうことかい? もちろん、いつだってニーズはあるよ」

「今の時代、自分と真剣に向き合うにはリスクがあり過ぎるよね。バンドにとっては難しい時間になったと思う」

エド・シーランの『÷(ディバイド)』ツアーについては昨年、世界53都市で行った94公演で486万482枚ものチケットが売れ、4億3200万ドル(約470億円)の売り上げを記録して、過去30年で最も売り上げたツアーとなったことが明らかになっている。

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