フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールはアメリカのテレビ番組「ジミー・キンメル・ライヴ」に悪魔に扮して出演して、神に扮したビリー・クリスタルと共演している。
デイヴ・グロールとビリー・クリスタルは、イリノイ州の州都スプリングフィールドにある悪魔崇拝団体であるサタニック・テンプル・オブ・シカゴの銅像を巡って議論をするというコーナーにそれぞれ悪魔と神として出演している。論点となっている銅像は約1.3メートルの「スネークティヴィティ」と題された銅像で、リンゴを掴んでいる女性の腕に蛇が巻きついているという作品になっており、銅像には「知識こそが最高の贈り物だ」と刻まれている。
しかしながら、カトリック教会は現地時間12月16日にこの銅像に抗議をして、イリノイ州の州務長官に対してこの銅像を撤去するよう要請している。番組の中でジミー・キンメルはこの問題に言及して「トップの意見を訊いてみよう」とカンゴールの帽子を被って神に扮するビリー・クリスタルに意見を伺っている。
「私としては何ら問題はないよ」とビリー・クリスタルは語っている。「(悪魔とは)仲直りしたんだ。みんな聞いてくれよ、テイラー・スウィフトとケイティ・ペリーが仲直りできるなら、私たちだってできるはずだよね?」とビリー・クリスタルは語り、悪魔に扮したデイヴ・グロールがギターを肩にかけて登場している。
「二人は天国でつるんだりするのかい?」とジミー・キンメルは尋ねている。
「週に1回は会っているんだ。(ゲームの)『フォートナイト』をやったり、(NFLのゲームである)『ファンタジー・フットボール』をやったりね」とビリー・クリスタルは答えている。
「永遠にミモザを飲み続けたりな!」とデイヴ・グロール扮する悪魔は続けている。
公開されている映像はこちらから。
デイヴ・グロールは先日、23分に及ぶインストゥルメンタル曲“Play”をゼム・クルックド・ヴァルチャーズやジェーンズ・アディクションのメンバーらと共に初披露している。
全部で7つのパートをデイヴ・グロールがすべて演奏して完成した“Play”は今年8月、映像と共に公開されている。
デイヴ・グロールは元オールマン・ブラザーズ・バンドのウォーレン・ヘインズが毎年開催しているクリスマス・ジャムの30周年記念公演に出演し、“Play”を初披露し、さらに長尺となったバージョンを演奏している。
メンバーはキーボードにプロデューサーのグレッグ・カースティン、ギターにゼム・クルックド・ヴァルチャーズのアラン・ヨハネス、ジェイソン・フォークナー、バレット・ジョーンズ、ベースにジェーンズ・アディクションのクリス・チェイニー、パーカッションにドリュー・ヘスターを迎え、デイヴ・グロール本人はドラムを担当している。
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