スティール・パンサーのベーシストであるレキシー・フォックスは「セックスのリハビリ施設」に入るためにバンドのアメリカ・ツアーから離脱することが発表されている。
バンドの公式の声明には次のように述べられている。「カリフォルニアのロックとパーティーのレジェンドであるスティール・パンサーはラウド・ミュージックやスポーツ・カー、そして美しい女性たちに囲まれた退廃的なライフスタイルを送りながらキャリアを謳歌してきました」
「そうした退廃的なライフスタイルや不特定多数との性行為といった嗜好がついにバンドのベーシストに災厄をもたらすことになりました。レキシー・フォックスは自発的にと未公開のセックス・リハビリ施設に入院しました」
ドラマーのスティックス・ザディニアは次のように続けている。「俺たちはレキシー・フォックス……そして彼の母親を愛している。セックスのリハビリ施設に入るという彼の決断を俺たちは支持するよ。よりよいセックスの仕方を学んだ後で、彼がまた俺たちとのツアーに戻ってくるその時を心待ちにしているよ」
スティール・パンサーはレキシー・フォックスの代役として30年来の友人でバンドのドアマンを務めているスパイダーが今後のツアーでベーシストを務めることを発表している。
スティール・パンサーは現地時間12月4日に全米ツアーの一環としてクリーヴランドでの公演が控えているほか、来年にはヨーロッパ・ツアーも予定されている。
スティール・パンサーは今年、音響機器/楽器メーカーであるTCエレクトロニックとコラボレーションして発売した「プッシー・メルター」というプリセットのギター・エフェクターが性差別的だとして批判を受けている。
オンライン上での批判を受けて「プッシー・メルター」はその後発売が中止されたものの、スティール・パンサーは独自に新たなモデルをリリースすることを発表している。
スティール・パンサーは先日、『NME』とのインタヴューでドナルド・トランプ大統領就任式でパフォーマンスをしたかったかと訊かれると、「もちろんだよ!」と答えた上で次のように語っている。「何だってやるよ。報酬がよければだけどね」
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