Photo: Danny North
ブラン・ニューのフロントマンであるジェシー・レイシーは、先日のライヴでMC中に言葉をつまらせ、ニュー・アルバムのリリースとバンドの終焉をほのめかしたという。
ロングアイランドを拠点とするブラン・ニューは、今年4月に6年ぶりとなるスタジオ・レコーディングを行い、新曲“Mene”を発表している。また、今年中には5枚目のアルバムもリリースしたいと語っていた。
しかしながら、先週末、テネシー州ナッシュビルで行われたライヴで、ジェシー・レイシーは「当分の間」ライヴは最後になると発表したという。
涙ぐむジェシー・レイシーはライヴ中、観客に向かって次のように語りかけている。「娘が産まれるんだ。アルバムはみんなのもとに届けられたらいいと思ってるよ。今ここでみんなに伝えたいのは、もうこの先長くはないけれど、僕たちは長い間、特別なものであり続けられたってことだ。続けている限りは、ここにいられることを心からみんなに感謝したいと思う」
ファンが撮影したこの時の模様はこちらから。
今年の初め、スペインの雑誌『ロックゾーン』のインタビューに対し、ジェシー・レイシーは次のLPはまだ準備ができていないものの「できたら今年中にリリースしたい」と語っていた。
「7曲のEPにするか、普通に14曲のLPにするかも決まってないんだ。曲はたくさん作ってるんだけど」
ブラン・ニューは2009年の『デイジー』以降、アルバムをリリースしていない。この『デイジー』は、デビュー・アルバム『ユア＋フェイバー＋ウェポン』（2001年）、『デジャ・アンタンデュ』（2003年）、そして『ザ・デヴィル・アンド・ゴッド・アー・レイジング・インサイド・ミー』（2006年）に続く作品となっている。
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