モリッシーはサンディエゴ公演のステージに乱入してきたファンに襲われそうになったという報道を否定している。
モリッシーは現地時間11月10日に行われたサンディエゴ公演で、1988年のヒット曲“Every Day Is Like Sunday”のパフォーマンス中に数人の観客がステージに乱入する事態に見舞われている。
公開されている映像はこちらから。
モリッシーは今回「TMZ」の報道について虚偽の報道だとして彼らを批判する声明を発表している。
声明には次のように綴られている。「サンディエゴで見舞われた唯一のトラブルは、僕が襲われたという『TMZ』による虚偽の報道だけだ。まったくもってデタラメだよ。コンサートもお客さんも、僕にとっては夢のような一晩だった。ああいうエキサイティングで愛に溢れた反応をもらえたことを誇りに思っているし、感謝しているよ。全米ツアーにおける傑出したステージを締めくくるものになって、僕はとても感動しているんだ」
「悲しいかな、『TMZ』は自分たちだけの世界に生きているんだ。彼らの一部のセクションは、報道に誤った点はないってご立腹みたいだけどね」
動画にはモリッシーがステージを降りる前、セキュリティが制止しようとするなかで観客との握手に応じようとしている様子も収められている。
モリッシーのマネージャーであるピーター・カトシスは報道後、モリッシーがファンの一人に殴られそうになったという疑惑を否定して、次のように述べている。「モリッシーのファンは悪意を持ってやっているわけではありません。彼らは単に、これまでの30年間でしてきたことをやったに過ぎないのです」
ピーター・カトシスによる投稿はこちらから。
https://www.facebook.com/Morrissey/posts/1927761237260408
その後、モリッシーを襲うような仕草を見せていた一人のファンはセキュリティによって引き離されたものの、モリッシーはコプリー・シンフォニー・ホールの公演をそこで中止している。
モリッシーは先日、アメリカのテレビ番組「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」に出演してザ・プリテンダーズの“Back On The Chain Gang”のカヴァーを披露している。
モリッシーはこの日、自身のツアーTシャツを着て番組に出演しているほか、バンドはそれに合わせて「実際に動く生身の肉体(“Living bodies that actually move”)」と書かれたTシャツを着て出演している。このTシャツは、モリッシーのバンドがこれまでのコンサートで頻繁に着用していたことで知られている。
モリッシーは先日、2017年発表のアルバム『ロウ・イン・ハイ・スクール』の新たなリイシュー盤にザ・プリテンダーズの全英17位のヒット曲“Back On The Chain Gang”のカヴァーが収録されることが明らかになっている。
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