PENNIE SMITH

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ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンはセカンド・アルバム『メリー・ランド』の詳細とタイトル・トラックの音源を公開して、新作を携えたUKツアーを行うことを発表している。

先週、デーモン・アルバーン率いるザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンは、待望のセカンド・アルバムについての第一報が到着し、『メリー・ランド』と題された新作が11月16日にリリースされることが発表されていた。ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンはデーモン・アルバーンとザ・クラッシュのポール・シムノン、ザ・ヴァーヴのサイモン・トング、ドラマーのトニー・アレンというメンバーで2007年1月にセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースしている。

今回、アルバムからはタイトル曲である“Merrie Land”の音源が公開されている。

新作は「UKがEUを離脱しようとしている現代に、気が乗らないながらもお別れの手紙として書かれたもので、2018年のイギリス情勢を観察し、それを反映したものとなっている」という。

説明は次のように続けられている。「『メリー・ランド』では、ロンドンをテーマにしていたザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンのファースト・アルバムよりも幅広い場所に焦点が当てられており、EUとの関係が切れつつある中で、アングロサクソン優位主義の危機に瀕している今日のイギリスを救う術を模索する、美しい希望に満ちた賛歌となっている」

「過去と現在を共存させる彼らの創造性や、一人一人のこれまでの功績を鑑みれば、現代の生活における期待感や不透明感、混乱を彼らほど完璧に描写できるバンドは存在しないかもしれません」

『メリー・ランド』のトラックリストは以下の通り。

Merrie Land
Gun to the Head
Nineteen Seventeen
The Great Fire
Lady Boston
Drifters & Trawlers
The Truce of Twilight
Ribbons
The Last Man to Leave
The Poison Tree

一方、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンは今年の12月にブラックプール、グラスゴー、ロンドンで公演を行うことが発表されている。

発表されている公演の日程は下記の通り。

DECEMBER
1 The North Pier, Blackpool
2 SWG3, Glasgow
4 Hackney Arts Centre, London
5 Hackney Arts Centre, London
6 Hackney Arts Centre, London

デーモン・アルバーンは先日、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンの新作について2018年中にリリースされると語っていた。デヴィッド・ボウイのプロデューサーとして知られるトニー・ヴィスコンティもアルバムには参加している。

アルバムのリリース発表は10月18日に発売された今月号の『アンカット』に掲載された新作『メリー・ランド』の小さな広告の写真を「@DamonUnofficial」というアカウントがツイートしたところから始まっている。

レディットのユーザーによれば、アルバムのジャケットは1945年公開のホラー映画『夢の中の恐怖』の一場面だという。

トニー・ヴィスコンティは先日、バンドの新作について「イングランド北部への奇妙な頌歌」と称している。

「地理的な位置付けを正確に知りたいなら、この作品はブラックポールのスター・ゲイトから(歴史あるバーの)アンクル・トムズ・キャビンまでを舞台にしたような感じなんだ」

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