オリジナル・ドラマーのスティーヴン・アドラーに代わってバンドに加入した元ガンズ・アンド・ローゼズのドラマー、マット・ソーラムはガンズ・アンド・ローゼズの再結成について「黙秘する」としている。
8月にスラッシュは、アクセル・ローズと仲直りしたと発言している。「たぶん期限切れになったんだよ。分かるだろ。もう今はすごくいい関係なんだ。なんというか、ある種のネガティヴなものを追い払ったんだよ。随分と長く続いていたからね」
それ以降、バンドのオリジナル・ラインナップでの再結成や、マット・ソーラムを含んだ再結成の可能性について様々な人物から語られる状態が続いている。ミシガンのラジオ局、WRIF 101.1 FMは先日、マット・ソーラムにインタヴューして、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成についての考えを訊いている。
マット・ソーラムは次のように語ったという。「それについては黙秘しなければならないね。だって、基本的に知らないからね。だから、黙秘するしかないんだよ」
一方、オリジナル・ドラマーのスティーヴン・アドラーは「ザ・ジャスタ・ショウ」に出演した際、アクセル・ローズとスラッシュの関係修復について次のように語っている。
「俺たちにとって、あの二人が一緒にやるのは大事なことだよ」とスティーヴン・アドラーは語っている。「あいつらと始めたことを完結させたいからじゃなくて、俺たちはすごいことをやったわけだからさ、気分よく締めくくりたいんだよ。いい感じで締めくくりたいし、それに参加できればと思ってるよ」
「だって、ファンに対してそうする義務があると思うんだ。ほんとに俺たち5人全員、みんなが俺たちの音楽を愛してくれたから、夢を成し遂げられたし、すばらしくて裕福な暮らしを送れてると思うんだ。ガンズ・アンド・ローゼズほどもう一度一緒にやってほしいと思われてるバンドなんて、他に聞いたことないしね。人生を通して、聞いたことがないよ」
アクセル・ローズとスラッシュについて、さらにこのように語っている。
「あまりに長かっただけに素晴らしいことだよ。あの2人が一緒にやらなかったために、この世界は25年も素晴らしい音楽を聴くチャンスを失ってきたわけだからね。思うに、スラッシュとアクセル・ローズは、ミック・ジャガーとキース・リチャーズ、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、ロバート・プラントとジミー・ペイジみたいなもののわけでさ。こうした二人が一緒にやってなかったことを想像してみなよ。残念だよね。だから、あの2人が話をしてるっていうのが嬉しいし、すべてを過去のこととすべきなんだよ」
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