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元マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイは、自身が手掛けるコミック・シリーズの第3弾『ジ・アンブレラ・アカデミー:ホテル・オブリヴィオン』のトレイラー映像を公開している。

2009年に完結した第2部『ジ・アンブレラ・アカデミー:ダラス』の続編となっている。『ジ・アンブレラ・アカデミー:ホテル・オブリヴィオン』は元々2009年のサンディエゴ・コミコンで発売が予告されていたが、約9年の歳月を経て日の目を見ることとなっている。

新たなトレイラーについて、ジェラルド・ウェイはインスタグラムで次のように綴っている。「『オブリヴィオン(忘却)』が、その名の通り、実にたくさんの新しい展開の幕開けになっている事実に興奮が抑えきれないなか、一生懸命取り組んでいるところなんだ! これは時間や老い、そして過ちと贖いの物語なんだ」

ジェラルド・ウェイはさらに自身のインスタグラムでコミックの一部を投稿している。

ジェラルド・ウェイは『ハリウッド・リポーター』誌に対し、今回のプロジェクトについて次のように語っている。「今まで出してきたやつとは違ったものになるように目論んだんだ。僕たちがしなきゃいけなかったのは、自分のために新鮮なものを作り続けることだったからね。前と同じ感じの話をやるのには興味がなかったよ。僕たちは人として、クリエイターとして成長し変わり続けてきたし、そのことを示したいなと思ったんだ」

ジェラルド・ウェイは共同制作者のガブリエル・バとの作業については次のように語っている。「僕ら2人にとって、再びこのキャラクターたちに慣れ親しんでいくのはすごく簡単なことだったと思うね。ふさわしいものだと思ったしね。でも、その世界観に自分たちの変化を反映することはちゃんとできたたし、それが本当に自分に訴えるものがあったんだ」

彼は次のように続けている。「このキャラクターたちは本当に僕らの一部になっているんだ。あるいは僕らの一部がこのキャラクターたちにはあるというかね。キャラクターに対しては本当にいろいろ感じ方が変わるんだ。それがこのシリーズの一番面白いところのひとつだね。彼らについて新しい発見があったし、昔ながらのこともあるんだ。違ったレンズから彼らを見たんだよ。だから、復習というよりは、むしろさらに冒険していく感じだったね」

一方、ネットフリックスで配信される『アンブレラ・アカデミー』の実写版には、メアリー・J. ブライジも出演することが今年明らかになっている。実写版は全10話が予定されており、2019年の配信が予定されている。

その他、エレン・ペイジ、「Miミスフィッツ -俺たちエスパー!」のロバート・シーハン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のトム・ホッパーの出演が決まっている。さらに、エミー・レイヴァー・ランプマン、デイビッド・カスタニェーダ、エイダン・ギャラガーの出演が予定されている。

2013年に解散したマイ・ケミカル・ロマンスだが、昨年、ジェラルド・ウェイはメンバーが非公式に再会したことについて言及し、バンドの再結成については話し合っていないとしたものの、再結成の可能性については否定していない。

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