メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはソロでアルバムをリリースする可能性に言及して、「メタル・アルバムとはまったく違うものになるだろう」と語っている。
カーク・ハメットは今回『メタル・ハマー』誌とのインタヴューの中で、「明らかにメタリカではない」ソロの音源が「転がって」いることを明かしており、「その山はどんどん高くなっている」と語っている。
「ふさわしい時だと思うことがあったら、近いうちに出すかもね……今はまだ、メタリカにたくさん貢献したいと思っているんだ。この欲求が満たされるようになったら、他のことについて考え始めることになるかもしれないね」とカーク・ハメットは同誌に語っている。
「メタル・アルバムとはまったく違うものになるだろうね」と彼は続けている。「奇妙で、スタイル的に多岐に渡っていながらも、それでいてすべてが結合しているようなものになると思うよ。俺たちのそれぞれがソロとして独立して、自主的に何かを始めたとしても、俺は驚かないだろうね。健康的だと思うし、どちらかというと、その後でバンドに戻ってきた時のほうがより熱意を持って取り組めると思うしね。ちょっとしたキャンプ旅行に出るようなものでさ、その後であたたかいベッドがある家に帰ってくるのはいつだって素晴らしいからね!」
同じインタヴューの中で、カーク・ハメットはギターを弾くことの意義についても語っている。「俺はギターを弾くために生きているんだ。大音量で、アグレッシヴに弾くためにね」と彼は語っている。「ギターには俺を癒してくれる効果があって、心に空いた大きな隙間を埋めてくれるんだ。初めて弾いた時からずっとそうだったし、これからさらに上向きになっていくはずだよ。まだ自分の限界に達したとは思っていないんだ。俺にはまだ、発見や体験に満ちた長い音楽の道のりが残されているんだよ」
「音楽的には、今の俺はこれまでで最高の地点にいるんだ。すごく幸運なことだと思っているよ」とカーク・ハメットは続けている。「多くの人たちは、早い段階でピークに達して、若い頃に作った音楽から離れられなくなってしまうわけだけどさ。俺は前に進み続けたいんだ。現状に満足することなく、これからも前を向き続けるつもりだよ」
メタリカは先日、ロンドン公演やマンチェスター公演を含む、大規模なヨーロッパ・ツアーを2019年に行うことを発表している。
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