ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに新たに登場する迷路のアトラクション「ハロウィーン・ホラー・ナイツ」の音楽をプロデュースしたことが明らかになっている。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは今回、ユニバーサル・スタジオによる往年のホラー映画に登場したモンスターたちを題材とした期間限定のアトラクションをオープンすることを発表している。
「ハロウィーン・ホラー・ナイツ」は、ユニバーサル・スタジオが生み出してきたホラー映画の世界観を広く打ち出したもので、ドラキュラやオペラの怪人、フランケンシュタイン、狼男などのモンスターたちと共にゲストを1920年代の世界に案内するものとなっている。
2014年にもユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのアトラクションに楽曲を提供しているスラッシュは今回、それぞれのキャラクターの持つ独特で複雑な個性に合わせて、迷路がより恐ろしくなるような、それぞれのキャラクターが際立つオリジナルの楽曲を提供している。
「ホラー映画や『ハロウィーン・ホラー・ナイツ』のファンとして、迷路のサウンドトラックとしてふさわしいものを作るために、再びユニバーサル・スタジオ・ハリウッドとコラボレーションすることにしました」とスラッシュは語っている。「音楽が映画に影響を与えるように、迷路に登場する悪名高いキャラクター軍団たちをゲストにより怖がってもらえるような音楽を作りたいと思ったのです。最終的には、ゲストに自分たちが過去の名作モンスター映画で重要な役回りを演じているように感じてもらえることを目指しています」
「この迷路は、クラシックなモンスターたちと歴史上でトップに君臨するギタリストという、2つの歴史的なアイコンによって作られています」と「ハロウィーン・ホラー・ナイツ」のエグゼクティヴ・ディレクターを務めるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのクリエイティヴ・ディレクターのジョン・マーディーは述べている。「キャラクターの葛藤を直感的に理解するスラッシュの能力は、ゲストに生きた映画体験をしていただく上で迷路にこの上ない深みをもたらしているのです」
「幸運にも、これは私たちにとって『ハリウッド・ホラー・ナイツ』でスラッシュとコラボレーションする2度目の機会です」とジョン・マーディーはさらに続けている。「ゲストにここでしかできない体験をしてもらうために、彼の熟練した技をお借りできることをとても名誉に感じています」
スラッシュは今年5月にもゲームのテーマ・ソングを共同制作することが明らかになっている。
アメリカのゲーム会社であるレインボー・スタジオは、スラッシュとニコラス・オウトゥールが人気オフロード・レーシングビデオゲーム『MX vs ATV All Out』の新たなテーマソングを共同制作すると発表している。スラッシュとニコラス・オウトゥールは以前にもスラッシュが初めて音楽を担当したホラー映画『少女生贄』への楽曲提供で共同制作を行っており、今回再びコラボしてゲームのテーマ曲“Vanishing Point”を制作している。
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