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アリアナ・グランデはインタヴューの中で自身のマンチェスター公演を襲ったテロ事件について語っている。

アリアナ・グランデは昨年5月22日にマンチェスター・アリーナでの公演を終えた直後に会場が自爆テロに襲われ、22名が亡くなっている。

アリアナ・グランデは8月17日に通算4作目となる新作『スウィートナー』をリリースしている。アルバムの最後に収録されている“Get Well Soon”は、40秒間の何も流れない時間の後に5分22秒で締め括られるというものになっており、ファンらはこの数字がテロ事件の5月22日に言及しているとして、アリアナ・グランデがテロ事件の犠牲者にトリビュートを捧げていると指摘している。

現在25歳のアリアナ・グランデは今回、「Beats 1」で“Get Well Soon”に込めた思いについて、「恐ろしい時や不安な時期を過ごしている時に、お互いに寄り添って助け合う」ことについて歌っていると説明している。

「みんなに安心してもらえるようなものを作りたかったの。孤独がやわらぐようなものをね」とアリアナ・グランデは語り、「音楽でみんなにハグしたいと思ったの」と続けている。

「ハグしたかったって言うとありきたりな歌詞に聞こえてしまうかもしれないけど、本当にそう思っているの」とアリアナ・グランデは続けて語っている。

アリアナ・グランデはテロ事件後もツアーを続けた理由についても言及しており、次のように語っている。「恐怖に屈してはいけないと思ったの。それこそが私が今ここにいる理由だし、ツアーを最後までやり遂げた意味もそこにあるわ。恐れてはいけないのよ。まさしくそれがテロリストの望んでいることだから。恐れを見せてしまったら、向こうの勝ちなのよ」

「でも、正直に言うと、怖いと思っているわ」とアリアナ・グランデは語っている。「どこへ行くのにも恐ろしくなってしまうの。その場所を違ったふうに見てしまうのよ」

アリアナ・グランデのインタヴューの動画はこちらから。

一方、アリアナ・グランデは先日、アメリカのTV番組「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」でアレサ・フランクリンに追悼の意を評して“Natural Woman”のカヴァーを披露している。

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