アリアナ・グランデはマンチェスター・アリーナでのテロ事件が自身の人生にもたらした影響について語っている。
アリアナ・グランデは昨年5月マンチェスター・アリーナでの公演を終えた直後に会場が自爆テロに襲われ、22名が亡くなっている。
アリアナ・グランデは『エル』誌に次のように語っている。「ああしたことを耳にして、ニュースを目にして、ハッシュタグを付けてツイートしたりするけど、これまでもああしたことは起きてきたし、また起きる。だから、悲しくさせられるし、しばらくの間考え込んだりもするけれど、そこから前に進んでいくわけよね」
「でも、ああしたことを身を持って経験してしまうと、あらゆることを違ったふうに考えるようになるの」とアリアナ・グランデは続けている。「何もかもが変わってしまうのよ」。アリアナ・グランデは続けて、ステージに戻ることは「恐ろしかった」とした上で、しかし「子供たちで会場がいっぱいになっているのを観ることは世界で一番勇気づけられること」だと語っている。
アリアナ・グランデに加えて、彼女の母親であるジョアン・グランデも『エル』誌のインタヴューに応じている。ジョアン・グランデはアリアナ・グランデについて、テロ事件後も彼女がパフォーマンスを続けるかどうかは分からなかったと語っている。ジョアン・グランデは、テロ事件から数日が経った夜にアリアナ・グランデが自分の部屋に来た時のことについて振り返り、次のように語っている。「アリアナがベットに入ってきて、こう言ったの。『ママ、正直に言うわ。私はもう歌えないと思う。まずマンチェスターで歌うまでは歌えないわ』ってね」
テロ事件後にアリアナ・グランデが初めてパフォーマンスしたのは、オールドトラッフォード・スタジアムで開催された慈善コンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」が最初となっている。「ワン・ラヴ・マンチェスター」にはアリアナ・グランデのほか、マイリー・サイラスやリアム・ギャラガー、コールドプレイ、ケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバーなど、多くのアーティストが出演している。
8月17日にニュー・アルバム『スウィートナー』をリリースするアリアナ・グランデは先月、「サタデー・ナイト・ライヴ」への出演で知られるコメディアンのピート・デヴィッドソンと婚約したことが明らかになっている。ピート・デヴィッドソンは先日、昨年にマンチェスターのテロ事件をジョークにしていたことが明らかになって物議を醸している。アリアナ・グランデは彼に向けられている批判に言及して、「このことは私の心のなかでもすごく辛くて、相容れないことだった」としながらも、彼と共にいることを決めている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.