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ドナルド・トランプ大統領は独特な外交政策として金正恩委員長にエルトン・ジョンの楽曲“Rocket Man”のCDを贈ったという。

ドナルド・トランプ大統領と金正恩委員長は、ここ数ヶ月で関係を改善させており、先月にはシンガポールで米朝首脳会談を行っている。長年対立してきた両国の首脳会談は史上初となっている。

ドナルド・トランプ大統領は金正恩委員長への友好的態度を維持しており、今回1972年4月にリリースされたシングル“Rocket Man”のCDを委員長にプレゼントしたという。このプレゼントは、昨年夏、トランプ大統領と北朝鮮政府が繰り広げた激しい舌戦にちなんだものとなっている。この舌戦でトランプ大統領は、北朝鮮の核兵器開発について金正恩委員長を「小さなロケット・マン」と呼んで批判していた。

韓国の新聞『朝鮮日報』によると、先月行われたトランプ大統領と金委員長のランチではこの“Rocket Man”のことも話題にのぼり、金委員長はこの曲を知らないとトランプ大統領に語っていたという。

このプレゼントの存在は、マイク・ポンペオ米国務長官が7月6日、さらなる協議のため北朝鮮の首都である平壌に到着した際に明らかになっている。ポンペオ国務長官はトランプ大統領の指示で、“Rocket Man”のCDを金委員長に渡すために北朝鮮に持っていったとみられている。CDケースにトランプ大統領がメッセージを書いたとも報じられている。

一方、シンセサイザー・メーカーのモーグ社は先日、ドナルド・トランプ大統領による新たな関税政策で危機に晒されることになると述べている。

モーグ社は顧客へのEメールの中で次のように述べている。「私たちは皆さんに、このような関税政策はモーグのようなアメリカのビジネスに深刻なダメージを与えるということを選挙で選ばれた当局者に認識させるサポートをしていただききたいと思っています」

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