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アリアナ・グランデはフィアンセのピート・デヴィッドソンがマンチェスターのテロ事件をジョークにしたという批判に対して言及している。

昨年の5月22日に開催されたアリアナ・グランデのマンチェスター・アリーナ公演では、コンサートから観客が帰る時に会場のロビーで自爆テロ事件が起き、22名の犠牲者が亡くなっている。

ピート・デヴィッドソンは先日、マンチェスターのテロ事件を数カ月後にジョークにしたことが明らかになっていた。彼は「ブリトニー・スピアーズはコンサートでテロリストから攻撃されたことがない」として、アリアナ・グランデはいかに自分が有名になったか実感するだろうと語ったという。

ファンがこのことが明らかになったのになぜ沈黙を保つのか尋ねたところ、アリアナ・グランデはツイッターで次のように答えている。「このことは私の心のなかでもすごく辛くて、相容れないことだったわ。彼はこの世界にどれだけひどいことがあるかということについて、みんなに気が晴れてもらうようにコメディを使っているの。私たちはみんな、それぞれトラウマを抱えている。もちろん、私としては笑えないけど、数ヶ月前のことだし、彼の意図としては当時は意地の悪いものじゃなかったけど、今はそうなってしまうわよね。でも、それは不運なことだったのよ」

続けてアリアナ・グランデは「常にみんなに耳を傾けているし、リスペクトしてるわ」と述べている。

ピート・デヴィッドソンはこの件についてコメントしていないが、彼の担当者は『メトロ』紙に次のように語っている。「タブーはありません。父親についてのジョークも、9・11についてのジョークもそこには含まれます」

アリアナ・グランデとピート・デヴィッドソンは交際を経て先月、婚約している。アリアナ・グランデは8月17日に新作『スウィートナー』をリリースする予定となっており、同作には自身のフィアンセについて歌った“Pete”という楽曲も収録されるという。

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