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モリッシーのモノマネ歌手は、モリッシー本人が物議を醸している中でザ・スミスのパフォーマンスを行うことに潜む思わぬ危険について語っている。

ザ・スミス・リミテッドというコピーバンドでモリッシーを担当している電気工事請負業者のジョニー・ターナーは、『マンチェスター・イヴニング・ニュース』紙とのインタヴューでモリッシーとしてパフォーマンスしてきた9年間について語り、モリッシーが公の場で物議を醸すようになったことがいかに自分たちに影響してきたかについて明かしている。

「僕のところにも余波が出始めたんだ」とジョニー・ターナーは語っている。「僕が曲間で政治的な言及をするのかっていう質問をサイトでされたり、もしも僕が偽物のモリッシーであるなら、彼と同じようなひどい思想も持っているのかと訊かれたこともあったよ」

「そういう質問には答える価値もないんだけどね。ただ火をつけることになるだけだからさ」

ジョニー・ターナーは続けて、モリッシーの政治的な思想はザ・スミス・リミテッドが体現するものとは切り離されるべきだと語っている。「僕たちにとっては、トリビュート・バンドとして何よりもまず音楽があって、ザ・スミスの音楽を祝福するということが一番なんだ」

多くのトリビュート・バンドと同様、ジョニー・ターナーはブラックプールでカラオケをしていた時にモリッシーに扮するようになったという。元々モリッシーに似ていたという彼は「よく二度見される」と語り、次のように続けている。「けど、彼にそっくりな双子ではないんだけどね。僕はモリッシーの安物バージョンなんだよ!」

ジョニー・ターナーは次のように語っている。「ザ・スミスには熱狂的なファンがいて、多くの人たちが繰り返し僕らを観に来てくれるから、僕らはそれに見合ったことをやらなければいけないんだ」

ザ・スミス・リミテッドのライヴ映像はこちらから。

モリッシーは先日、予定したUKとヨーロッパ・ツアーのすべての日程を延期している。現地時間6月29日にギグス・アンド・ツアーズは声明を発表しており、延期は「管轄外の物流事情」のためだとしている。

発表の前に元ハシエンダのDJであるデイヴ・ハズラムはライヴが延期されるかもしれないと推測していた。デイヴ・ハズラムはモリッシーのマンチェスター公演に合わせて行う抗議パーティーを主催していた。

ツアーの主催者はチケットの代金は購入した場所で返金されると発表している。

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